ホンダジェット、航続距離200km伸ばした新型機を発表

ホンダジェット エリートIIブラックエディション
ホンダジェット エリートIIブラックエディション全 1 枚

ホンダの航空機事業子会社のホンダエアクラフトカンパニーは、米フロリダ州オーランドで開催される世界最大のビジネス航空ショー「ナショナルビジネスアビエーション2022」で小型ビジネスジェット機『ホンダジェット』の最新型「エリートII」を発表した。

エリートIIは燃料タンクを拡張するとともに最大離陸重量を5035kgに増やし、航続距離を現行のエリートより204km伸ばして2865kmとし、より遠くの目的地へ移動することが可能になった。機体構造ではグランドスポイラーを主翼に初めて搭載し、着陸時の機体ハンドリングと安定性の向上を図った。

また、空の領域における新たな安全技術の取り組みとして、最新の自動化技術であるオートスロットル機能と緊急着陸装置を2023年末までに導入して、パイロットの負荷を軽減するとともに、機体運用の安全性を向上を図る。

外観デザインでは「ブラック・エディション」(特別色)を新設定した。内装にはモダンなグレーを基調にした「スチール」と暖かみのあるベージュを基調にした「オニキス」のデザインを追加設定した。

また、機内通路の床材には従来のカーペットのほか、木目調のデザインを選択できるようにする。さらに、機内壁の遮音材を刷新、機内に流れ込む風切り音を抑える設計とするなど、キャビン全体の静粛性を向上した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 新型『CLA』を生産するメルセデスベンツ「最新デジタル工場」の現場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る