豊肥本線で走行中にドアが開閉…10月17日に発生したJR九州の重大インシデント

ドアが走行中に開いたことが推定されている豊肥本線のキハ125。
ドアが走行中に開いたことが推定されている豊肥本線のキハ125。全 1 枚

運輸安全委員会は10月20日、豊肥本線豊後荻~豊後竹田間で10月17日に発生した車両障害を重大インシデントに認定したことを公表した。

この車両障害は、豊後荻6時21分発4427D(キハ125形1両編成)で発生。終着駅の豊後竹田駅(大分県竹田市)に到着後、乗客から「走行中にドアの1か所が開いたり閉まったりしていた」という申告があったという。

豊後竹田駅到着時はドアが締まっていたものの、運転状況記録装置を確認したところ、進行方向右側の後部ドアへ開く指令が出ていたことが判明したことから、運輸安全委員会では「扉は開いていたものと推定される」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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