エンビジョンAESCが米国に工場を新設、BMWにEV用電池供給へ

BMWスパータンバーグ工場で生産準備中のBMW XM(ハイブリッド)
BMWスパータンバーグ工場で生産準備中のBMW XM(ハイブリッド)全 6 枚

エンビジョンAESCは、BMWグループと電気自動車(EV)用リチウムイオンバッテリーを複数年にわたって供給する契約を締結した。

今回の契約に基づき、エンビジョンAESCは米国サウスカロライナ州に、年間30GWhの生産能力をもつリチウムイオン電池工場を新設する。新工場には再生可能エネルギーを導入し、カーボンニュートラルな生産環境を整備する。工場の建設候補地はBMWの車体生産、バッテリー組み立て工場近くを想定している。

エンビジョンAESCがBMWに供給するリチウムイオンバッテリーは、BMWの次世代EVに搭載される予定で、従来のバッテリーよりエネルギー密度を20%高くし、充電速度を30%向上、EVの航続距離を30%拡大する。2030年までに、米国のBMWスパータンバーグ工場で生産されるEVに搭載される予定。


《レスポンス編集部》

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