エスパス後継、7人乗りSUVは『グランドオーストラル』か? 標準車との違いをチェック

ルノー グランドオーストラル(仮)プロトタイプ(スクープ写真)
ルノー グランドオーストラル(仮)プロトタイプ(スクープ写真)全 16 枚

ルノーは現在、ミニバン『エスパス』の後継モデルとなる新型ラージSUVの開発を進めている。この新型は、『カジャー』後継モデルとして2022年初頭にデビューを果たした『オーストラル』の3列7人乗りモデルだ。スクープサイト「Spyder7」がそのプロトタイプを全方位キャッチした。

プロトタイプは全身にカモフラージュをまとっているが、ヘッドライト、バンパー、ボンネット、フロントフェンダー、フロントドアはオーストラルから変化がないように見える。ただし、フロントノーズは専用のデザインが与えられる可能性も残されている。

ルノー グランドオーストラル(仮)プロトタイプ(スクープ写真)ルノー グランドオーストラル(仮)プロトタイプ(スクープ写真)

Bピラーから後方にかけては比較的フラットなルーフとなっており、ホイールベースが延長、リアオーバーハングもストレッチされている。リアエンドは、スポーティーなオーストラルより垂直に切り立ったデザインだが、LEDライトはほぼそのままだ。

キャビン内の違いは、やはり3列目シートの追加だ。そのほかの12.3インチのデジタルインストルメントクラスター、12インチのインフォテインメントタッチスクリーン、9.3インチのヘッドアップディスプレイなどは5人乗りバージョンと共有すると予想されている。

ルノー グランドオーストラル(仮)プロトタイプ(スクープ写真)ルノー グランドオーストラル(仮)プロトタイプ(スクープ写真)

パワートレインは前輪駆動(FF)の電動モデルのみとなることが予想される。最高出力130psを発揮する.2リットル直列3気筒ターボチャージャーエンジン+48Vマイルドハイブリッド、最高出力140psを発揮する1.3リットル直列4気筒+48Vマイルドハイブリッドをラインアップするほか、「E-Tech」フルハイブリッドは1.2リットルエンジンを組み合わせ、最高出力160ps、または200psを発揮する。

ワールドプレミアは2023年内とみられる。車名は「グランドオーストラル」や「オーストラル エスパス」などが有力候補に挙げられているという。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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