長い納期ランキング…シビックタイプR、ついに「納期未定」

ホンダ・シビックタイプR
ホンダ・シビックタイプR全 9 枚

新車の納期がどれぐらいかかっているのか調べている読者アンケート調査、今回の集計期間ではホンダ『シビックタイプR』の投稿が多かった。前回の記事で「納期3年以上(10月契約)」だったが、ついに「納期未定」となってしまった。

【画像全9枚】

なおこの記事中の納期はおおむね契約時点での予告で、大多数が投稿時点で納車待ちステータスだ。

シビックタイプRは10月契約だと三重県、兵庫県で納期未定、栃木県で2~3年、新潟県で2年以上、愛知県で1年半以上の2024年度下期あたりとされた。同じ愛知県では10月契約で納期14か月の報告もある。9月契約だと兵庫県で「早くて3年」とされたいっぽうで、東京都では1年。正式発売前の7月契約では、岡山県での4か月から富山県と静岡県での15か月まで、シビックタイプRの納期にはばらつきがある。「何はともあれ作って頂けるだけで幸いです」と、熱いファンに支えられている車だ。

タイプR以外のシビックは、ハイブリッドの「e:HEV」が納期6~12か月。8月までは納期半年程度だったが、以後の契約では納期が伸びている。「EX」も8月契約で9か月、10月契約で12か月、「LX」は10月契約で12か月だ。

ホンダではSUVの『ヴェゼル』も人気がありながら納期が長い車種だ。2021年12月に契約して納期6か月で納車されたが(群馬県)、2022年になると1年あるいはそれ以上の納期が予想されている。投稿数が多くて納期が長い車種はトヨタ『GRヤリス』が11~18か月、日産『エクストレイル』が10~14か月待ち。

レクサス『NX』、トヨタ『ランドクルーザー』は受注を停止、すでに契約したものでも納期が不明になっている。トヨタ『ハリアー』については、公式サイトでは「販売店にお問い合わせください」と案内されており、2021年12月時点契約で納期8か月とされたものの、いまだに納車されていない例がある。

そのほか納期が長いもの。

納期2年以上(10月契約)…スズキ・ジムニーシエラJC(新潟県)
納期1年半以上(10月契約)…トヨタ・ノアS-Z(熊本県)
納期1年半(9月契約)…ホンダZR-V e:HEV Z(静岡県)
納期1年(1月契約)…トヨタ・ヴォクシー ハイブリッドS-Z(神奈川県)
納期10か月(10月契約)…フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアントTDI(神奈川県)。ゴルフGTIは2021年12月に契約して納期7か月で納車された報告がある。

納期9か月以上(2月契約)…アウディQ3(福岡県)
納期9か月(9月契約)…スズキ・ジムニーXC(新潟県)
納期8か月(8月契約)…ルノー・メガーヌRSトロフィー(東京都)
納期8か月(6月契約)…ホンダ・ステップワゴンSPADA Premium line e:HEV(東京都)。SPADA e:HEVなら徳島県で納期6か月の報告がある。
納期8か月(2021年12月契約)…レクサス IS300h F SPORT Mode Black III(北海道)

納車事情は店舗や車種によって様々なので、実際の購入にあって納期は販売店に尋ねてほしい。この記事の納期が全ての店舗・車種に当てはまるわけではない。


★皆さんの新車納期を教えてください。情報を共有しましょう。適宜、記事として公開します。
アンケートに回答する。
https://questant.jp/q/KZ4IRBQL

●現在のステータス
納車されました。やったね。
納車待ってます。早く来ないかな。
あきらめました。残念ですが。
●納車にかかった時間。あきらめた人はその時言われた時間。
●メーカー、車名、グレード

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  2. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  5. 三菱自動車、次世代技術搭載のコンセプトカー発表へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る