アルパイン、対応車種を拡大したドラレコ搭載デジタルミラーと、ハイグレードなプレミアムスピーカーを同時発表

アルパインがhっぴょうした「ドライブレコーダー搭載デジタルミラー」の新製品
アルパインがhっぴょうした「ドライブレコーダー搭載デジタルミラー」の新製品全 17 枚

アルパインは11月2日、車種専用の「ドライブレコーダー搭載デジタルミラー」に「バンド装着タイプ」を追加して11月下旬より順次発売すると発表。合わせてハイグレードなトレードイン型スピーカー「Xプレミアムサウンドスピーカー」を12月下旬より発売すると発表した。

また、ドライブレコーダー搭載デジタルミラーの「純正ミラー交換タイプ」の適合も80車種に増やし、画面サイズを「12型」「10型」に拡大。リアカメラでは「車内装着」「車外装着」の2タイプを設定し、合計6モデルのラインアップとした。。

◆バンド装着タイプや外付けリアカメラの追加で対応車種を拡大

アルパインのドライブレコーダー搭載デジタルミラーは、純正ルームミラーを交換する車種専用としたことで、配線が目立たない後付け感のなさと、カメラ部を別体型とすることでミラーアングルを変えてもカメラアングルに影響を与えないという特徴を持つ。また、バッテリーから電源を直接取ることで、駐車録画にも標準で対応するメリットも兼ね備えることから好評を得ていた。

しかし、車種によっては「ルームミラー内に純正キーレスの受信機が内蔵されている」ことや、「取り付けるとサンバイザーに干渉する」ことなどから取り付けられない声が寄せられていた。また、リアカメラにおいてはリアガラスの勾配が急で内側に取り付けが難しいといった事例も少なくなかったという。

そうした事例に対してアルパインは「バンド装着タイプ」を追加し、さらにリアカメラを外付けできるタイプも加えるなどして、より幅広い車種への適合を実現したのが今回の新製品というわけである。

新製品のラインナップは、純正ミラー交換タイプとして12型と10型を、バンド装着タイプには10型を用意し、リアカメラは内側と外側の両タイプをそれぞれ用意することで計6モデルとした。

これにより、これまでサイズが大きくて取り付けができなかったコンパクトカーにも対応できるようになった他、リアウインドウの傾斜がきつい車種や、熱線の映り込みが避けられない車種にはリアカメラを外付けすることで装着を可能にした。また、バンド装着タイプは純正ミラーにそのまま被せて使うため、純正ミラーにキーレス受信機があった場合でも、そのままアドオン装着して対応できるようになった。

◆画面の美しさと鏡面ミラーへのワンタッチ切り替えも実現

ミラー本体は従来モデルから引き継いだスタイリッシュなフォルムと、大画面を感じさせないスリムなデザインを両立。新たに追加されたバンド装着タイプも、基本的には同じデザインを踏襲しながら薄型化を実現し、背面の配線ケーブルも目立ちにくく設計されている。

ミラー面には、いずれも高精細フルHD液晶に加え、タッチパネルと液晶を圧着させて色の再現性を高めたフルラミネーションディスプレイを新採用。視野角が広いカメラとも相まって昼夜を問わず美しく見やすい映像を表示可能とした。また、鏡面ミラーへの切り替えもワンボタンで瞬時に切り替えられるため、後席の確認が素早くできるほか、老眼でデジタルミラーが苦手な人に運転を代わったときでもすぐに切り替えられる。

前後2カメラで対応するドライブレコーダー機能は、センサーにSTARVISを搭載したCMOSを採用したことで夜間でも鮮明な録画を実現。HDR機能やLED信号のチラツキ抑制機能も備えた。カメラを別体としたことで、ADAS(先進運転支援システム)のユニットの干渉を受けずに、しかもガラスの映り込みを避けて装着できるメリットもある。ミラー面には後続車のライトで画像調整を行なう自動防眩機能を組み込み、室内の明るさやスモークガラスにも対応する便利なオートディマー機能も備えた。

その他、エンジンをかけると愛車の名前と、フロントビューがミラー上に浮かび上がるオープニング表示機能も搭載。車種設計ならではのワクワク感がたまらない。なお、オープニング画像は、アルパインのホームページからダウンロードして利用できる。

◆リアル感を高めて正常進化した「Xプレミアムスピーカー」

「Xプレミアムサウンドスピーカー」は、“リアルダイナミック”を開発コンセプトに、技術革新によって「現実(原音)を忠実に、躍動的に表現する」ことを目標に開発されたモデル。これにより、目の前で演奏しているようなダイナミックな音場空間を実現することを可能にした。

その最大の立役者がウーファー部に搭載したカーボンファイバー振動板で、カーボンファイバーとバルブの2層構造とすることで、軽量、高剛性かつ適度な内部損失の両立を実現。加えて低音域/中音域が強化されることで、力強く繊細な音の再生を実現している。また、フレームには高剛性アルミダイキャスト・フルバスケット型を採用。不要な振動を排除することで音の伝達特性が向上したという。

一方、組み合わされるツィータのボイスコイルの巻き線には6NB高純度銅(99.99998%)を採用し、音の透明感向上と包まれるような音場空間表現を実現した。もちろん、圧倒的情報量を持つ高音質ハイレゾ再生にも対応している。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る