仕事が頑張れる、娘がほめる…レクサス SC430 後編[カーオーディオ ニューカマー]

仕事が頑張れる、娘がほめる…レクサス SC430 後編[カーオーディオ ニューカマー]
仕事が頑張れる、娘がほめる…レクサス SC430 後編[カーオーディオ ニューカマー]全 9 枚

サイバーナビ+DSPの導入で一気にサウンドが向上した宇賀神さんのレクサス『SC430』。さらに上を目指したくなりすぐさまフロントスピーカーのグレードアップを開始。栃木県のLCサウンドファクトリーでシステムアップのプランを練りはじめることになる。

◆マイクロプレシジョンの3ウェイを導入
インストールデザインはショップに任せる

音楽プレイヤーによる高音質化を狙ったサイバーナビの導入をきっかけに、ショップから提案された調整機能の充実のためのDSP導入を実施した宇賀神さん。カーオーディオにはそれほど詳しくなかったオーナーだったが、ショップとの相談の中で出てきたシステムアッププランを実施したことによる音のグレードアップに魅入られ、すぐさまスピーカー交換を実施することに決めた。

前編でもお伝えした通りショップのデモボードで視聴して、自分のフィーリングにピンと来たのがマイクロプレシジョンのスピーカー群だった。そうしてセレクトしたのは3.28MkII(ツイーター)、5.8widerenge(ミッドレンジ)、3.16MK-II MidBass(ミッドバス)の3ウェイだった。3シリーズの2ウェイユニットに5シリーズのミッドレンジを加えるという構成で、同ショップではマイクロプレシジョンで3ウェイ化を実施する場合に比較的用いることが多い定番のスタイルとなっているという。

「音の面では気に入ったので迷い無く決定しました。取り付け面はドア上部にミッドレンジを取り付けることやドアのミッドバスにはプロテクションをして欲しいとオーダー、それと使用する革の色を指定する程度で、あとはショップを信頼して任せました」

完成したドアまわりはバッフルが美しい。異形のグリルと合わせたデザインはオーナーが望んだ以上に仕上がりとなった。

「インストールが完成して音を聴いたところ抜けが良くて心地良い高域に仕上がっていたのが最高でした。デモボードで聴いた好みの音に仕上がっていたので満足しました」

◆交換したフロントとのバランスを考えて
サブウーファーを純正位置にビルトイン設置

フロント3ウェイを純正から好みのスピーカーに交換して大幅な高音質化を図った宇賀神さんのSC430だったが、フロントスピーカーをグレードがアップすると、気になるのは純正サブウーファーとのバランスだった。

「しばらく聴いているとフロントに比べて純正サブウーファーが弱く感じていたんです。そこで思い切ってサブウーファーを変更することにしました」

しかし純正サブウーファーはリアシートの背面にありスペースも限られている。そこで選んだユニットはグラウンドゼロの8インチユニット・GZUW8SQ。シート背面にある純正位置を加工してバッフルをワンオフ、8インチユニットをセットすることに成功した。リアシートまわりを見てもサブウーファーが交換されていることはわからない純正然とした仕上がりになったのもオーナーのお気に入り。

「サブウーファーを交換したところ、ここまで変わるのかという印象でした。スタッカートの効いた音というかとにかく低音の歯切れの良さが際立ちます。これまで聴こえていなかった低音も聴こえてくるようになりました。ガンガン音量を上げても音が粒立っている印象なのも良いところだと感じています」

◆自分仕様のDSPメモリーをフル活用
娘さんからの音の評価も高くパパも鼻高々

ひととおりのシステムが完成した宇賀神さんのSC430。DSPの使い方にも慣れてきていくつかのプリセットを作ってもらい曲に合わせてセッティングを変えて楽しんでいる。

「曲調に合わせてロック、女性ボーカルなど、いくつかのメモリーをインプットしてもらいました。これはあえて作ってもらったのでは無く、自分が良く聴く曲をショップに伝えておいたところ、それに合わせて作っておいてくれたものだったんです。好きな曲に合わせて作ったオーダーメイドのプリセットなのが気に入ってます」

「音が良くなってからはより仕事が頑張れるようになりました。車内で過ごす時間が居心地良すぎるんです。最近はルーフをオープンにしてビル群をドライブするのが好きです。CDやスマホの音源なども聴きますが、いずれの音源も音が良くて常に快適ですね」

高2になる娘さんも同乗することがあり“音が良いね”と褒めてくれるのも嬉しいとか。こうしてクルマに一緒に乗ってくれるだけで嬉しい父親としては大満足の仕上がりとなった。

「自分自身も自営業なのでよくわかるのですが、これまでの応対や仕上がりを見てもLCサウンドファクトリーの作業はプロの仕事だと感じています。それだからこそ安心して任せられるんです。こんな素晴らしいショップが自宅の近くにあって良かったとつくづく思っています」

ショップスタッフとその技術を信頼しているからこそ愛車を任せられるという宇賀神さん。これからもショップの最適ナビゲートに導かれたオーディオの楽しみ方を実践していく予定だ。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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