1400馬力・4ロータリーエンジン搭載のマツダ3がデビュー! マッド・マイク選手がパイクスピーク2023に参戦

Mazda 3 fast back 4rotor twin turbo RWD 【BULLET】
Mazda 3 fast back 4rotor twin turbo RWD 【BULLET】全 30 枚

11月5日と6日に岡山国際サーキットで開催されたMAZDA FAN FESTA 2022の会場にて、マッド・マイク選手が4ローターエンジン搭載の『マツダ3』を駆って2023年のパイクスピーク参戦を発表。同時に、昨年末より製作が進められていたマシンがサプライズで初披露された。会場の様子とともに、独創的なマシンメイクの秘密に迫っていく。

【画像全30枚】

◆左ハンドルのマツダ3を後輪駆動に! 4ローターエンジン搭載の衝撃的なパッケージ

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今回のプロジェクトはマツダ(マツダスピリットレーシング)とトーヨータイヤとTCPマジックによる共同プロジェクト。主にマシンメイキングを担当するのはロータリーエンジンのチューニングを得意として、レースマシンやドリフトマシンの製作に精通したTCPマジックだ。同日会場ではマツダ3の発表だけでなく、TCPマジックよりFDJシリーズに参戦しているマツダ『RX-7(FD3S)』のデモランも行われた。

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必見となるのは1,400馬力まで強化された4ローター・ブリッジポート仕様のロータリーエンジンだろう。ツインターボとなるので、タービンはGarret製G40-1150を2機装着。ヒルクライムに備えたピークパワーを狙ってのチョイスで、Haltech製のフルコンピューターで制御。ブースト圧は1.3kg/cm2のハイブースト仕様だ。

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また車両の重量配分を考えて、PWR製の大型ラジエターを室内に設置。さらにラジエターの後ろに隔壁をつくり、ラディウム製の燃料タンク(65リットル)を装着している。コックピットはブリッド製のバケットシートを装着し、ドライビングに集中できる環境が整えられた。

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エンジンパワーに負けないように、駆動系や足元も徹底的にチューニング。KW製の3wayサスペンションに、ホイールはレイズ製のボルクレーシング21Cをチョイス。足元はトーヨータイヤ製のスリックタイヤ(305/680 R18)で強大なパワーを受け止める。ブレーキもエンドレス製の鍛造ブレーキキットで強化された。

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駆動系はウィンターズ製のクイックチェンジデフにATS製のカーボンLSDを組合せて使用。ホリンジャー製の6速シーケンシャルミッションを組合せることで、各パーツの信頼性にも実績のある仕様としている。

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エクステリアで最も特徴的なのは、クリーンなスタイリングのワイドボディ。前後ともに大幅にワイド化することで、305幅のスリックタイヤを飲み込める仕様となっている。リアスポイラーはTRA京都製のスワンネックスタイルのGTウィングを、シャーシマウントで装着する。またマイク選手は毎回マシンを製作するたびに愛称をつけており、今回は“弾丸のように速いマシン”という意味をこめて“BULLET”と名付けられた。

◆シェイクダウンは1月? テスト完了後は、現地テストに備えてアメリカに輸送予定

Mazda 3 fast back 4rotor twin turbo RWD 【BULLET】Mazda 3 fast back 4rotor twin turbo RWD 【BULLET】

今後の予定としてはマイク選手の東京オートサロン2023の来日に合わせて、来年の1月中旬にシェイクダウンが予定されている。その後は船便で輸送のために1月にはコンテナに積む予定で、6月開催となる本戦に向けて現地テストを実施する流れだ。

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メインチューナーでもあるTCPマジックの川戸氏によると「現状の完成度でいうと80%くらいでしょうか。今後は細かいセッティングやフロントスプリッターの装着、さらにカラーリングも本戦に向けてアップデート予定なので楽しみにしてください」とのこと。マイク選手がパイクスピークでどんな走りをしてくれるのか、そして完成したマシンはどのような姿になるのか、今後も目が離せない。

《後藤竜甫》

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