日産内田社長「目標達成に向けた取り組みは順調に進捗」…2022年度業績予想上方修正

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日産自動車は11月9日、想定より為替が円安で推移していることや値上げで1台あたりの単価が上昇することなどを理由に2022年度の連結営業利益予想を従来の2500億円から3600億円に上方修正した。前年度との比較では45.6%の増益を見込む。

日産の内田誠社長は同日開いたオンラインによる決算説明会で「半導体供給不足が継続したことに加え、中国のロックダウンの影響もあり、自動車業界を取り巻く経営環境は非常に厳しく、当社の上期の生産及び販売も想定を下回る水準となった」と2022年4月から9月までの連結業績を振り返った。

さらに内田社長は「サプライチェーンの混乱は改善しつつあり、下期のグローバル販売台数は上期比で35.8%の増加を見込んでいるが、回復のペースは当初の想定よりも緩やかな状態が続いている」とも述べ、「このためグローバル販売台数の年間見通しを400万台から370万台に引き下げた」ことを明かした。

販売計画を下方修正した一方で、通期の業績予想を上方修正した理由について内田社長は「円安による増益に加え、販売の質の向上によるインセンティブの減少や価格改定などの施策を通じて台あたり売上高の向上を見込んでいることも織り込んだ。こうした取り組みを通じて販売台数の減少や原材料価格の上昇に伴うマイナスの影響を相殺する」と説明した。


《小松哲也》

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