パサート後継はEVセダンの『ID.7』!? コックピット内を初スクープ

『ID.7』と予想されるVWの新型EVセダンのプロトタイプ(スクープ写真)
『ID.7』と予想されるVWの新型EVセダンのプロトタイプ(スクープ写真)全 19 枚

VWは現在、『パサート』後継モデルと噂される新型EVセダンを開発中だ。「エアロB」と呼ばれるこのEVセダンのコックピット内を、スクープサイト「Spyder7」が初めてキャッチした。他のVW車やIDシリーズとも異なるそのデザインとは。

『ID.7』と予想されるVWの新型EVセダン

捉えた最新プロトタイプ車両の外装は、依然としてダミーコンポーネントでカモフラージュされており、謎に包まれたままだ。フロントエンドは、バンパーの台形開口部とコーナーの垂直エアインテークは確認できるが、ヘッドライトやグリル、ノーズ先端はデカールが貼られている。恐らくヘッドライトは、LEDライトバーでひとつなぎのデザインとなる可能性が高い。

ボディサイドからは、クーペのように寝かされたフロントウインドウ、流れるようなルーフラインなど、洗練されたボディラインを見ることができる。助手席側のリアフェンダーには充電ポートが配置されている。後部では、テールライト全体がデカールで隠されており、ダミーのマフラーが装着されている。

注目のコックピットだが、これまでのVW車やIDシリーズで見たものとは大きく異なり、インフォテイメントディスプレイが長方形ではなく、正方形に近いことが確認できる。『ID.4』のようにコンパクトなステアリングホイールのすぐ後ろには、小さな長方形のデジタルインストルメントクラスターが、湾曲したダッシュボードに組み込まれている。

この新型EVセダンは「MEB」プラットフォームを採用し、後輪駆動と全輪駆動が提供される。モーターラインアップは最高出力148psと172psを用意。頂点にはデュアルモーターと全輪駆動を組み合わせる「GTX」を設定。最高出力は299psと予想される。

発売は2023年と予想されているが、2022年内に発表される可能性もある。市販時には『ID.7』の車名となることが有力視されており、IDブランド初のサルーンとして登場するとみられている。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  2. 日産『フェアレディZ』の「レトロな仕様」に注目…土曜ニュースランキング
  3. 「初代に立ち戻った感じでよき!」ルノー『トゥインゴ』の新型予想が話題! エンジン車にも期待の声
  4. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
  5. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る