「運行ルートの最適化」で物流・タクシー配車のDX パイオニアが新サービス

(イメージ)
(イメージ)全 2 枚

パイオニアは11月16日、モビリティAIプラットフォーム「Piomatix」の新サービスとして、商用車の運行ルート最適化により物流DXやタクシー配車DXを支援する「Piomatix LBS API」の提供を開始した。

パイオニアは、長年にわたるカーナビゲーションシステムの開発で独自のルーティングテクノロジーを構築し、多数の特許出願を行っている。特に経路探索に関する特許は現在80件以上を保有。道路環境(道路種別・交差・形状・幅員・信号の有無)や利用状況(渋滞・天候・時間帯)など、移動距離や所要時間に影響を及ぼす静的・動的な要因を考慮した最適ルートを算出する技術を持っている。

Piomatix LBS APIは、パイオニアが保有する高度なルーティングテクノロジーや位置情報サービスをWeb-API経由で利用できるサービス。今回第1弾として、3種類のAPIを提供開始。「ルート探索API」は出発地から目的地までの最適なルートを算出する。「巡回最適化API」は最大200地点までの最適な巡回順序を算出。「ルートマトリクスAPI」は複数地点間の運行距離や所要時間を高精度に算出する。


《纐纈敏也@DAYS》

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  4. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  5. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…10月の試乗記ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る