大阪メトロでも改札通過時のビッグデータを提供…指定に応じた個別集計データにも対応 2023年1月から

大阪メトロ堺筋線。
大阪メトロ堺筋線。全 4 枚

大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は11月17日、地下鉄各線や南港ポートタウン線(ニュートラム)の乗降データを基にした「Osaka Metro 駅レポート」を有償で提供すると発表した。

【画像全4枚】

これは自動改札機の通過から得られたビッグデータを、個人が識別されない非特定化処理、集計処理、秘匿化処理を行なった上で、表、グラフなどの形で提供する統計データで、2023年1月の開始を予定している。

ちなみに、同様の取組みはJR東日本がSuicaのビックデータを基にした「駅カルテ」として行なっている。

大阪メトロでは、全券種の利用者データを集計した「基本データ」、ICカード「PiTaPa」の利用者データを集計した「詳細データ」、全券種やPiTaPaを対象に、指定に応じて個別にデータを集計する「オプションデータ」の3種類を提供するが、情報を利用されたくない人に配慮して、ウェブサイトで除外申請を受け付けるとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. ポルシェ『911ターボS』新型、史上最強の711馬力ハイブリッド搭載..3635万円から
  4. 「スズキがちょっと大きいSUV出してきた!」新型SUVの『ビクトリス』、日本のSNSでも「ちょうどいいサイズ」と話題に
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、航続713kmのEVとして登場…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る