KGモーターズが“割り切り”の超小型EVを開発中…東京オートサロン2023で実車発表予定

KGモーターズの超小型EVティザー
KGモーターズの超小型EVティザー全 8 枚

“17番目の自動車メーカー”を標榜するKGモーターズ(本社:広島県東広島市)は11月20日、現在開発中の超小型EV(ミニマムモビリティ)のティザー画像を公式ウェブサイトで公開した。東京オートサロン2023で正式発表予定だ。

【画像全8枚】

KGモーターズは、ユーザーの利用実態にフィットした割り切り設計(1人乗り原付ミニカー規格、航続100km)のEVを開発することで、環境負荷の低いモビリティを提供し、脱炭素社会の実現をめざすことをビジョンとしている。

開発中の超小型EVは、ボディパーツの金型費用を圧縮して販売価格を抑えるため、車体デザインが「前後対称」。原付ミニカーサイズでも快適に乗車できるよう「ドア・空調付き」となっている。暫定スペックは、全長2450mm・全幅1090mm・全高1500mmという寸法で、モーターの定格出力は0.59kW、ピーク出力は5kWとなっている。充電時間はAC100Vで5時間。

楠一成代表取締役兼CEOは「大きな車での1人移動は、無駄なコストとCO2が発生している。車を小さくしたらこの無駄が減るのではないか? それがこのビジネスのきっかけだ。誰でも気軽に乗れる小型モビリティを普及し、車移動を最適化することでコスト減、脱炭素を実現するのがKGモーターズのミッションだ」と述べる。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る