MINI初のフルエレクトリックSUV『エースマン』を公道で初スクープ!

MINI エースマン プロトタイプ(スクープ写真)
MINI エースマン プロトタイプ(スクープ写真)全 11 枚

MINIは現在、ブランド史上初となるフルエレクトリック(BEV)SUV『Aceman』(エースマン)を開発中だが、その最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。2024年のワールドプレミアが予想されており、ハッチバックに次ぐブランド2番目のBEVになる。

今回はドイツ・ミュンヘンで交通渋滞に巻き込まれていたプロトタイプを激写。以前のスクープ時と変わらぬカモフラージュだが、路上で撮影された分サイズ感がわかりやすい。クロスオーバーSUVタイプとはいえ、サイズ感はミニらしいものとなりそうだ。将来、このエースマンがステーションワゴンの『クラブマン』に取って代わる可能性もあるという。

MINI エースマン プロトタイプ(スクープ写真)MINI エースマン プロトタイプ(スクープ写真)

エースマンは、中国のメーカーである長城汽車(グレートウォール)と共同開発した専用のEVプラットフォームを採用。今後登場する全ての電動ミニと共有することになる。ボディは『カントリーマン(日本名:クロスオーバー)』よりコンパクトながら、EVであるメリットを生かし室内空間は余裕あるものになるだろう。

2022年7月に登場したコンセプトモデルでは、ソリッドなグリルと角張ったヘッドライトを備えた、見慣れたミニの顔とは一線を画したデザインが話題となった。プロトタイプでは、5点LEDを備えるヘッドライトを装備、その周辺を楕円形トリムでカモフラージュしている。側面ではBMWスタイルのドアハンドルを装備、後部にはユニオンジャックのLEDテールライトの一部が見られる。

MINI エースマン プロトタイプ(スクープ写真)MINI エースマン プロトタイプ(スクープ写真)

コンセプトのインテリアは、中央に大きな丸いスクリーンを備えたシンプルなレイアウトと、ダッシュボード全体に情報を表示する未来的なプロジェクションシステムを特徴としていた。市販モデルのコックピットはまだ明らかになっておらず、プロジェクターが搭載される可能性は低いが、円形の中央スクリーンは採用の可能性大だ。

パワートレインは、AWD用のデュアルモーターを搭載することが濃厚だが、現段階で詳細なスペックは不明だ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  5. 新型EVセダン『マツダ6e』、カーフェスト2025で英国一般初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る