【日産 セレナ 新型】 LUXION e-POWER…技術の日産、ミニバンの頂点めざす[詳細写真]

日産 セレナ LUXION e-POWER
日産 セレナ LUXION e-POWER全 40 枚

11月28日に6年ぶりのモデルチェンジが発表された、日産のミドルサイズミニバン『セレナ』。初代モデルから受け継がれる「BIG」「EASY」「FUN」のコンセプトはそのままに、先進技術と利便性そしてデザイン面でも大幅な進化を遂げた。

【画像全40枚】

今回は本モデルで新たに設定された最上位グレード『e-POWER LUXION(ルキシオン)』の内外装を、詳細写真40枚と共にお伝えする。

◆上質感溢れる上級グレード専用エクステリア

プロパイロット2.0をミニバンで初装備した「e-POWER LUXION」。ハイウェイスターと合わせて、本グレードは標準モデルとは異なった、上質感溢れる専用のエクステリアデザインを採用している。

上下グリルが一体化し、迫力を増したフロントマスク。非点灯時にはヘッドライトも繋がった、水平のクロームバーによる壮大なVモーションが浮かび上がる。また縦に伸びるリアコンビランプも含め、今モデルから全てのランプがLED採用となり、高級感漂う光の演出が生み出されている。

フロントバンパー脇のエアカーテンはデザイン性と空力性能の両立を実現。またAピラー後ろの三角型オペラガラスは先代からさらに大型化され、車両前方の視認性向上に繋がっている。そのガラス部とヘッドランプの間に挟まる「フェンダーフィニッシャー」には、LUXIONのみガンメタリックの塗装がなされている。

歴代セレナの特徴でもある、サイドウィンドウ下端で波打つウェストライン「シュプールライン」は、フロントグリルからリアウィンドウまで車の外周を繋ぐ形となったことで、キャビンを大きく見せる効果を生み出した。

e-POWER LUXIONのみ7人乗りのみの設定

内装デザインは、家族みんなでロングドライビングを楽しむというミニバンならではの特徴を踏まえつつ、最上位グレードとしての高級感も兼ね備えたハイレベルな室内空間となっている。

ドアトリムからインストルメントパネルへ、ステッチと共に連続して繋がる合皮のクロスはLUXION専用品。シートも同様に専用の合皮となっている。凹凸の少ない、運転に集中できる空間が意識されたコックピットには、本グレードのみ12.3インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイが標準装備される。

また子供が乗ることの多い後席への配慮も欠かさず、視認性や掃除のしやすさが確保されたシート形状は特質されるポイントなのだが、本グレードだけ2列目中央の空いた、7人乗り仕様のみの設定とされたことは要注意だ。

ミニバン最高クラスの室内空間と上質なデザイン、高い環境性能を備えた新型セレナ e-POWER LUXION。発売開始は来年春の予定で、メーカー希望小売価格は税込みで479万8200円となっている。

《最上 佳樹》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  5. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る