アウディ『RS Q3』、デビュー10周年記念車は世界限定555台…2023年欧州発売へ

ブラックとグロスブラックのアクセント

「RSバケットシート」やジェットブラックパネルを装備

6つのモードが選択できる「アウディドライブセレクト」

2.5リットル直列5気筒ターボは最大出力400ps

アウディ RS Q3 スポーツバック の「エディション 10 years」
アウディ RS Q3 スポーツバック の「エディション 10 years」全 10 枚

アウディ(Audi)は11月25日、小型高性能SUV『RS Q3』の 誕生10周年を祝うモデル「RS Q3 エディション 10 years」を2023年、欧州で発売すると発表した。世界限定555台を生産する予定だ。

写真:アウディ RS Q3 エディション 10 years

◆ブラックとグロスブラックのアクセント

アウディ RS Q3 スポーツバック の「エディション 10 years」アウディ RS Q3 スポーツバック の「エディション 10 years」

RS Q3 エディション 10 yearsは、SUVのRS Q3とSUVクーペの『RS Q3 スポーツバック』に設定される。RS Q3 エディション 10 yearsには、新色のクロノスグレーメタリックのボディカラーをはじめ、ダブルスポークデザインの21インチアルミホイールを装備した。

タイヤは255/35R21サイズ。フロントには、オプションでカーボンファイバー強化セラミックブレーキディスクを備えた19インチの高性能ブレーキシステムが選択できる。ポリッシュ仕上げのアンスラサイトグレーのブレーキキャリパーを標準装備。無償オプションで、レッドまたはブルーが選べる。

ブラックまたはグロスブラックのパーツが、外装のアクセントだ。ダイナミックフラッシュライト付きのマトリックス LED ヘッドライトと、ダーク仕上げのドアミラーカバーを採用した。ルーフフレーム、ウィンドウスロットリム、ドアトリムは、グロスブラックとした。フロントスポイラーのブレードとディフューザーインサートもグロスブラック仕上げ。シングルフレームグリルとリアの4リングと、エンブレムもグロスブラックとなる。

◆「RSバケットシート」やジェットブラックパネルを装備

アウディ RS Q3 スポーツバック の「エディション 10 years」アウディ RS Q3 スポーツバック の「エディション 10 years」

室内には、マイクロファイバー素材「Dinamica」を使用した新しい「RSバケットシート」、ジェットブラックパネルなどを装備した。ヘッドレストの下には、RSエンブレムが配され、RS Q3初採用のマットカーボンシートバックカバーが付く。

Dinamica はマイクロファイバーで、およそ45%のリサイクル PET 繊維を使用している。シートの他に、インストルメントパネルにも、Dinamicaを採用した。インテリア全体にカッパー色のステッチがあしらわれ、特別なコントラストを生み出す。シート中央のセンターアームレスト、ドアアームレスト、ステアリングホイールに、ハニカムステッチを施した。

専用のカーボン装飾インレイも備わる。MMI ディスプレイはカーボン調で、10.1インチのタッチディスプレイには「1 of 555」の文字が描かれた。ドアを開くと、エディション10専用の照明付きドアシルトリムが、足元に赤い3Dダイヤモンドを映し出す。

◆6つのモードが選択できる「アウディドライブセレクト」

標準のRSスポーツサスペンションは、ベース車両に対して、車高が10mm低い。RS専用のプログレッシブステアリングは、高速コーナリングでも路面との密接なコンタクトを伝える設定だ。

「アウディドライブセレクト」のダイナミックハンドリングシステムは、クワトロドライブ、ステアリング、サスペンション、Sトロニック、エンジン特性、サウンドなどの特性が変化する。「RS1」と「RS2」など合計6つのモードが選択できる。

MMIを利用して、ドライバーは2つのRSモードを個別に調整し、保存できる。「RSモード」のステアリングホイールボタンを押すだけで、2つの新モードにアクセスでき、ドライバーはモードを切り替えることが可能だ。

◆2.5リットル直列5気筒ターボは最大出力400ps

アウディ RS Q3 スポーツバック の「エディション 10 years」アウディ RS Q3 スポーツバック の「エディション 10 years」

パワートレインには、直噴2.5リットル直列5気筒ガソリンターボ「TFSI」を搭載する。さまざまな新機構の採用により、内部抵抗を減らすと同時に、パワーも向上している。シリンダー内壁にはプラズマコーティングを施し、クランクシャフトのメインベアリング径は、従来型に比べて6mm小さくなった。また、クランクシャフトを中空タイプとすることで、重量を1kg削減した。アルミ製のピストンには、オイル冷却用の流路が設けられた。切り替え式のウォーターポンプにより、冷間始動後のしばらくの間、シリンダーヘッド内のクーラントの循環を止めて、暖機時間を短縮している。

この設計により、摩擦損失が低下し、燃料消費量も削減した。吸排気システムの形状を調整することにより、1-2-4-5-3の点火順序を採用したこのエンジンは、独特のエキゾーストノートを奏でる。これは、1980年代からアウディを象徴するサウンドのひとつになっているという。

この最新の2.5 TFSIは、最大出力400ps、最大トルク48.9kgmを獲得する。48.9kgmの最大トルクは、2250~5850rpmで引き出される設定とした。トランスミッションは7速「Sトロニック」で、駆動方式は4WDの「クワトロ」だ。動力性能は、0~100km/h加速が4.5秒、最高速が250km/h(リミッター作動)。オプションで、最高速を280km/hに引き上げることができる、としている。

《森脇稔》

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