【トヨタ GRカローラ】「RZ」は525万円、「モリゾウエディション」は715万円!台数限定で抽選受付を開始

トヨタ GRカローラ RZ
トヨタ GRカローラ RZ全 29 枚

トヨタGAZOOレーシング(TGR)は12月2日、新型車『GRカローラ RZ』と『GRカローラ モリゾウエディション』の抽選申込の受付を開始した。発売は2023年年初を予定している。価格も発表され、いずれもMTのみで、「RZ」が525万円、「モリゾウエディション」が715万円。

GRカローラ RZは6月1日の発表当初、一般販売としていたが、新型コロナウイルス感染拡大や半導体不足の影響により、まずは500台の抽選販売とし、12月19日の8時59分までWEBで申し込みを受け付ける。今後、生産状況を見ながら追加販売を検討していく。また、2シーターモデルのGRカローラ モリゾウエディションは70台の抽選販売とし、全国のGRガレージ店頭で12月18日まで申し込みを受け付ける。申し込み締め切り日時と方法がそれぞれ異なるので、注意だ。

トヨタ GRカローラ モリゾウエディショントヨタ GRカローラ モリゾウエディション

カローラは1966年の発売以降、「マイカー」として人々の豊かな暮らしを支えるとともにモータースポーツでも活躍。1973年、『TE25カローラ』がWRCで初優勝、1975年には『カローラレビン』が1000湖ラリー(現ラリーフィンランド)を制した。

GRカローラの開発は「お客様を虜にするカローラを取り戻したい!」という豊田章男社長の強い思いで始まった。開発にあたり、レースで勝つために鍛えたクルマを市販化するという、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を実践。水素エンジンカローラによるスーパー耐久シリーズ参戦を通じ、レースという極限の環境下で水素エンジンを鍛えるとともに、車両を総合的に鍛え直した。また、マスタードライバーの豊田社長を中心に、プロドライバー、社内の評価ドライバーなど、多様なドライバーによって、壊れるまであらゆる道で走り込み、徹底的に不具合を洗い出して改善を重ねた。

トヨタ GRカローラ RZトヨタ GRカローラ RZ

パワーユニットは、『GRヤリス』に搭載した1.6リットル直列3気筒インタークーラーターボエンジンの強化版となる。ピストンを強化した上、センターマフラーを追加し、排気効率を向上。最高出力はGRヤリスの272psを上回る304psを達成した。スポーツ4WDシステム「GR-FOUR」は水素エンジンカローラの開発を通じてGRカローラ仕様に最適化。『カローラスポーツ』のボディを基本骨格とすることで、ロングホイールベースが生み出す高速域での操縦安定性を受け継ぎながら、ワイドトレッド化により高い旋回性能を実現した。

GRカローラ RZは、カローラスポーツの5ドア・5人乗りの利便性をそのままにすることで、日常生活での使い勝手と走る楽しさを高次元で両立している。

トヨタ GRカローラ モリゾウエディショントヨタ GRカローラ モリゾウエディション

GRカローラ モリゾウエディションは豊田社長自ら試作車のハンドルを握り、「お客様を魅了する野性味」を追求して作り込んだ2シーターモデル。徹底した軽量化に加え、動力性能やコーナリング性能の向上により「気持ちが昂り、ずっと走らせていたくなる」走りの味を実現している。

12月19日までの申し込み期間後、GRカローラ RZは1月13日に当選連絡~順次商談~2023年春より順次配車予定、GRカローラ モリゾウエディションは1月6日に当選連絡~順次商談~2023年春より順次配車予定となっている。抽選方法の詳細や利用規約は、トヨタの公式サイトで確認できる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  2. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  5. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る