ライダー用エアバッグジャケット、ワイヤレス式を警視庁白バイ隊が採用

スマートジャケット
スマートジャケット全 3 枚

ユーロギア ダイネーゼジャパン事業部は12月1日、伊ダイネーゼ社製ワイヤレスエアバッグシステム「D-air」を搭載した「スマートジャケット」を警視庁交通機動隊に納入したと発表した。

[写真:立体構造のエアバッグを高圧縮ガスで瞬時に膨張]

これまでの一般的なエアバッグベストは、車体とライダーをワイヤーで接続し、転倒によってガスボンベの栓が抜かれ、炭酸ガスがエアバッグへ充填される単純な仕組みとなっていた。一方スマートジャケットは、内蔵する7個のセンサー(加速度センサー×3、ジャイロセンサー×3、GPS)が1秒間に1000回ライダーの体の動きを解析。特別なアルゴリズムによって事故を事前に認識し、ワイヤレスで立体構造のエアバッグを高圧縮ガスで瞬時に膨張させる。また、どの部分でも5cm均等に膨らむ「マイクロフィラメント」を採用。風船のような構造の一般的なエアバッグとは異なり、均一な衝撃吸収性能を実現する。

スマートジャケットはジャケットの上や下に着用でき、サーキットから一般公道まで幅広く使用できる。さらにデリバリーなどの労働環境でも活用が期待される。

価格は14万9600円。エアバッグが膨張した際の交換費用は3万5750円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  2. パナソニック ホールディングス・人事情報 2025年11月1日付
  3. 新型トヨタ『RAV4』にモデリスタ、「アーバン」と「ラギッド」の2スタイルでカスタマイズ
  4. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  5. マツダ、新型『CX-5』や『ロードスター』のレーシングカー展示へ…東京オートサロン2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る