旧車への重課税、7割以上が「負担を感じる」 旧車王調べ

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旧車買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車は、旧車に興味のある人を対象に、旧車の税金に関するアンケートを実施。7割以上のオーナーが旧車にかかる重課税に負担を感じていることが明らかになった。

日本の自動車税は世界一高いと言われているが、さらに初年度登録から13年経過(ディーゼル車は11年)した旧車には約15%の重課税が加わる。今回、旧車王では、旧車乗りが旧車の重課制度についてどう感じているのか、実際に年間いくらを支払っているのか、アンケート調査を実施した。

まず、旧車にかかる重課税について負担を感じているかを尋ねてみたところ、75.4%が「負担に感じる」と回答した。初年度登録から13年(ディーゼル車は11年)が経過した旧車の場合、排気量3リットル超3.5リットル以下は通常年間5万7000円の自動車税が6万6700円に跳ね上がる。やはり、この金額差は大きいようだ。

次に旧車の所有台数について聞いてみると、「1台」が73.4%、以下、「2台」(13.7%)、「3台」(10.5%)が続いた。しかし、中には旧車を9台所有しているという人も。支払う自動車税の総額も相当な金額となりそうだ。

最後に実際に支払っている自動車税の金額について聞いてみたところ、最も多かったのは「4~5万」の32.2%。この税額は1.5リットル超2リットル以下の旧車が該当。旧車は大排気量をイメージしがちだが、小排気量に乗っている人が多いようだ。しかし旧車でも輸入車に関しては大排気量が多い傾向にある。「12万円以上」(8.6%)、「10~11万円」(8.6%)」と、10万円を超える自動車税を支払っている人も一定数いることがわかった。

《纐纈敏也@DAYS》

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