【レクサス RX 新型】アイシンの電動ユニットやアッパー&ロア一体グリルシャッターを採用

アッパー&ロア一体タイプ グリルシャッター(閉)
アッパー&ロア一体タイプ グリルシャッター(閉)全 4 枚

アイシンは12月5日、同社およびアイシングループの製品が、11月18日に発売されたレクサスRX』新型に採用されたと発表した。

[写真:レクサス RX500h “F SPORT Performance”]

RX新型は、次世代レクサスのめざす走りやデザインを追求し、全面刷新を遂げた。新たに導入した高性能モデル「RX500h Fスポーツ パフォーマンス」には、電動化技術を活用した四輪駆動力システム「ダイレクト4」を採用。新開発のハイブリットシステムと組み合わせることで、レスポンスの良い伸びやかな加速を実現している。

ダイレクト4には、アイシンの「1モーターハイブリッドトランスミッション」、「eAxle」が採用され、高い加速性能と燃費向上に貢献。さらに、高い取り回し性と高速での安心感を実現する「大舵角ARS(アクティブ・リア・ステアリング)」や、ブレーキ車両姿勢制御に貢献するアドヴィックスの「回生協調ブレーキシステム」が採用されている。

また、新開発の「アッパー&ロア一体タイプ グリルシャッター」は、従来のロアタイプ、アッパータイプが一体となった同社初の製品。グリルシャッターは、ラジエーター前に装着するシャッターで、フィンを開閉することでグリル内への風の流れをコントロールし、空気抵抗を減らす。今回、一体タイプとなったことでフィン部の面積を大きくとることができ、より高い空力性能、燃費効果に貢献している。

アドヴィックスの新製品「高性能キャリパ(アルミ対向型6ポットキャリパ)」は、制動力やコントロール性が高く、リニアでダイレクト感のあるブレーキフィーリングに貢献する。同製品は、搭載スペースの狭い前輪駆動車(FF車)への搭載を可能にするとともに、意匠性を高めてローターやホイールと調和するデザインとした点が特長。さらに、新たな塗料の開発によって生産時のCO2排出量を削減し、カーボンニュートラルにも貢献している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  3. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
  4. 日産『ルークス』新型、1か月で受注1万1000台突破…約8割が「ハイウェイスター」選択
  5. 「大ヒットの予感」トヨタが“小さいランクル”初公開! SNSでは「男心をくすぐる」「日本でも扱いやすそう」と期待のコメント続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る