交通事故記録を残す、支援制度を知る…被害者向けのノートを作成 国交省

交通事故被害者ノート
交通事故被害者ノート全 2 枚

国土交通省は、交通事故被害者本人や家族・遺族が事故概要の記録を残すことや、警察、自治体、民間被害者支援団体で行われている支援制度を知ってもらうことなどを目的とする「交通事故被害者ノート」を作成し、配布開始した。

自動車事故被害者本人や家族などが、事故の概要などの記録を残すこと、警察や自治体、民間被害者支援団体などで行われている支援制度を知ってもらうことなどを目的とし、事故被害者皆の不安の解消やサポートにつなげる。

毎年30万件を超える交通事故が発生しており、2021年には2636人が死亡、36万2131人が負傷した。交通事故に遭った直後の被害者は、突然のことで混乱している状態で、警察、検察、病院や裁判所を始めとした様々な機関で事故を説明し、各種手続きを行う。

また、被害者を支援する組織や制度があるが認知度が低く「知らなかったために利用することができなかった」、「もっと早くに知りたかった」という声もある。

こうした状況を踏まえ、国土交通省では有識者や被害者・遺族団体などの協力を得て「交通事故被害者ノート」を作成した。ウェブサイトでデータを配信するほか、自動車事故対策機構の主管支所や、都道府県の犯罪被害者向けの総合的対応窓口でも冊子を配布する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  4. 史上最強のVW『ゴルフGTI』、6月20日デビューを予告
  5. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る