メルセデスベンツの新モデル『CLE』、2023年1月デビューか? PHEVを初スクープ

メルセデスベンツ CLEクーペ プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ CLEクーペ プロトタイプ(スクープ写真)全 11 枚

メルセデスベンツが開発を進める新セグメントモデル『CLEクーペ』の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。CLEは『Cクラス』と『Eクラス』のクーペ&コンバーチブルに取って代わる新モデル。これまで多くのプロトタイプを捉えてきたが、今回出現したのは厳冬のフィンランド山中だ。

【画像全11枚】

まだまだカモフラージュが厳重だが、シングルバーを備えるグリル、シャープなヘッドライトが露出。側面では流麗なクーペルーフを見ることができるほか、後部では、ハーフカップ型のLEDシグネチャーが確認できる。

注目はリアウィンドウに電動モデルを示すイエローステッカーが貼られている点。リアバンパー右側に充電ポートが配置されているため、このプロトタイプがPHEVであることがわかる。メルセデスベンツは、セダンやワゴンなどの4ドアモデルやSUVでは左リアフェンダーに充電ポートを配置するが、『SL』や『GT』などに続き、CLEもリアバンパー右側に配置することが決定したようだ。

キャビン内では、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと縦型の11.9インチのインフォテインメントシステムが装備されている様子がうかがえる。

CLEは、Cクラスと同じ「MRA-2」プラットフォームを採用。これにより、両モデルで同じパワートレインを共有できる。おそらく、最高出力258ps、最大トルク400Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載するはずだ。一方PHEVでは、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンと25.4kWhのリチウムイオンバッテリー、および最高出力129psの電気モーターの搭載が予想され、システム合計の最高出力は313ps、最大トルク550Nmと「C300e」と同等のパフォーマンスが期待できそうだ。

CLEのワールドプレミアは、2022年内の可能性も残しているが、2023年1月が有力と見られている。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  5. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る