気骨あるCX-60プラットフォーム…島崎七生人【日本カーオブザイヤー2022-2023】

マツダCX-60
マツダCX-60全 7 枚

43回目の開催となる今年度の「2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー」が12月8日に決定した。“今年を代表する1台”に選ばれたのは、日産『サクラ』/三菱『eKクロスEV』だ。EVの受賞は2011年の日産『リーフ』以来、11年ぶり。

選考委員の島崎七生人氏は、マツダ『CX-60 e-SKYACTIV D 3.3』に満点の10点を投じた。以下は日本カー・オブ・ザ・イヤー公式HPに掲載された島崎氏のコメントだ。

☆☆☆

CX-60に10点を投じた理由は、マツダらしく今どき気骨ある縦置き6気筒+後輪駆動の新しいプラットフォームで、ラージクラスではあるも走りの新境地を拓いてくれた点。さらに素材や細部のデザインにこだわった上質で心地いいインテリアも。配点上は次点ながら、日産サクラ/三菱eKクロスEVも、新次元の日本の軽自動車の姿を形にした超意欲作だ。

☆☆☆

島崎七生人氏の全投票点数(掲載はノミネート番号順)
●トヨタ・クラウン:1点
●日産サクラ/三菱eKクロス EV:9点
●ホンダ・シビック e:HEV/シビックタイプR:4点
●マツダCX-60 e-SKYACTIV D 3.3:10点
●ルノー・アルカナ:1点

各賞
●日本カー・オブ・ザ・イヤー:日産サクラ/三菱eKクロスEV
●インポート・カー・オブ・ザ・イヤー(輸入車):ヒョンデ・アイオニック5
●デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー:BMW iX
●テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー:日産 エクストレイル
●パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー:ホンダ シビック e:HEV/シビックタイプR
●K CAR オブ・ザ・イヤー(軽自動車):日産サクラ/三菱eKクロスEV

今年度のエントリーは、2021年11月1日から2022年10月31日までに発表または発売された乗用車国内外の全48モデル。自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる60名の選考委員により、まず上位10モデルの「10ベストカー」を選定、さらにそれらの中から投票により決定した。委員はそれぞれ25点の持ち点を10車種(10ベスト)のうち5車種に配点し、それらのうち最も高く評価する車種に対して必ず10点を与える。また、10点を与える車種は1車種とする。

《出典:日本カー・オブ・ザ・イヤーHP》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る