「パワーアンプ内蔵DSP」から始めるのもアリ![カーオーディオユニット AtoZ]

「パワーアンプ内蔵DSP」のインストール例(ミューディメンション・デモカー)。
「パワーアンプ内蔵DSP」のインストール例(ミューディメンション・デモカー)。全 1 枚

クルマの中で聴く楽曲を今よりもっと良い音で楽しみたいと考えているドライバー諸氏に向けて、それを実現するための製品情報を発信している当コーナー。現在は「DSP」にフォーカスしている。今回は「パワーアンプ内蔵DSP」について解説する。

さて、「DSP」とは「デジタル・シグナル・プロセッサー」の略称で、つまりは音楽信号をデジタル状態にて制御するユニットだ。なおこれにはタイプ違いが2つある。1つは「単体DSP」で、もう1つは「パワーアンプ内蔵DSP」だ。

で、「パワーアンプ内蔵DSP」とはその名のとおり、「DSP」と「パワーアンプ」とが一体化したユニットだ。「DSP」の後段には必ず「パワーアンプ」が必要となる。信号の制御は、増幅前に行わなければならないからだ。なので「単体DSP」を使う場合には、「外部パワーアンプ」も別途用意しなければならない。しかし「パワーアンプ内蔵DSP」ならその「パワーアンプ」が一体化しているので、導入のハードルが下がる。

なお、システムに高度なサウンドチューニング機能を加えたいと思った際には、高度なサウンドチューニング機能を内蔵した「ハイエンドメインユニット」を導入するという手もある。しかし純正メインユニットから市販品への交換がしづらい車種が増えている。そうであればこの「パワーアンプ内蔵DSP」が役に立つ。これを用いれば、純正メインユニットは取り外さずにシステムに高度なサウンドチューニング機能を付与できる。

ちなみにいうと、「ハイエンドメインユニット」はある程度高額だ。「AV一体型ナビ」タイプであることがほとんどなので、製品価格は10万円台の半ばくらいから、ものによっては20万円を超えることもある。

しかし「パワーアンプ内蔵DSP」は、10万円を切るモデルもいくつかある。そういったモデルを選べば、「ハイエンドメインユニット」の導入よりも低予算で済む。

さらにいうと、「パワーアンプ内蔵DSP」の多くは、「ハイエンドメインユニット」よりもサウンドチューニング機能が高性能だ。より緻密な車内の音響的な不利要因への対処が可能となる。

ところで……。これが有利である理由はもう1つある。それについては次回の記事にて説明する。乞うご期待。

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 元マツダ・ロードスター開発主査の貴島孝雄氏、「人馬一体」の設計哲学を広島のエンジニアに伝授
  2. ペット専用キャンピングカー、CAMBYが出展へ…FIELDSTYLE TOKYO 2026
  3. アウディ『A5』に「2ドアクーペ」が帰ってくる!? 最終デザインをプレビュー
  4. トヨタ『シエンタ』専用の車中泊キット、3列シート7人乗り用が新登場…YURT
  5. 日産『エルグランド』新型、「AUTECH」のデザインを先行公開…“至福の空間”仕様の「VIP」も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る