ナップス練馬店、電動二輪バッテリーシェアサービス「Gachacoステーション」設置へ

Gachacoステーション
Gachacoステーション全 3 枚

オートバイ用品小売・開発のナップスは、EVバイクのバッテリーを自由に交換できる「Gachaco(ガチャコ)ステーション」を12月末よりナップス練馬店に設置すると発表した。

ガチャコは、ENEOS、ホンダ、カワサキモータース、スズキ、ヤマハ発動機の5社が設立した新会社が提供するEVバイク向けバッテリーシェアリングサービス。交換式バッテリーを二輪車メーカー4社で共通規格とすることで、メーカーを問わずバッテリーのシェアリングが可能な仕組みとなっている。

ガチャコステーションでは、交換式バッテリーを複数同時に充電。ユーザーはバッテリー残量が少なくなった際や都合の良いタイミングでバッテリー交換ができる。バッテリー交換時はICカードをかざしてユーザー認証を行い、空スロットにバッテリーを返却。返却バッテリーはスロットに差し込むだけで、自動で充電を開始する。次に搭載バッテリー数や直列・並列など、ユーザーIDに紐づく利用モビリティの情報から適切な充電済バッテリーをLED表示でユーザーに通知。ユーザーは満充電のバッテリーを取り出し、自身の電動モビリティに搭載して出発できる。

当初は法人向けへのサービス提供が中心となり契約基本プランは使用電力量に応じてショート、ミドル、ロングの3種類を用意。基本料金の参考価格はショートで1か月5500円(走行目安は500km)となり、各プランで使用電力量の上限を設定し、超過する場合は超過料金が発生する仕組みとなっている。

なお、オートバイ用品店におけるガチャコステーションの設置は全国初。ナップスでは練馬店以外の都内店舗でも今後、順次設置を予定している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る