新東名高速道路の全線開通は2027年度に、計画より4年遅れ

新東名高速道路・海老名南JCT~御殿場JCT整備計画
新東名高速道路・海老名南JCT~御殿場JCT整備計画全 7 枚

NEXCO中日本は、新東名高速道路の全線開通が計画より4年遅れて2027年度になる見通しを発表した。

【画像全7枚】

工事を進めている新秦野インターチェンジ(IC)~御殿場ジャンクション(JCT)の区間にある高松トンネルの掘削では、脆弱な地山や断層破砕帯が確認されていることから、有識者の意見を得て、地山に適した対策工を実施しながら掘削している。さらに、高松トンネルの未掘進区間では、追加で行った調査で、脆弱な地山や断層破砕帯が確認されている。

このため、今後も慎重に工事を進めていく方針で、工程を精査した結果、新秦野IC~新御殿場IC間の開通予定を2027年度に見直した。安全を最優先に工事の促進を図りながら工程短縮に努め、1日も早い開通を目指すとしている。

新東名高速道路の海老名南JCT~御殿場JCT間は、2017年度以降、順次開通しており、海老名南JCT~新秦野IC間、新御殿場IC~御殿場JCT間はそれぞれ2022年4月までに開通済みで、残すは新秦野IC~新御殿場IC間の延長25kmとなっている。今回、工期の遅れで、新東名高速道路の全線開通が2027年度に延期されることになる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  3. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  4. 【スズキ GSX250R 試乗】ハンドリングは「小さなハヤブサ」!? 250ccらしからぬ独自の存在感…伊丹孝裕
  5. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る