日産 リーフ、英国生産25万台を祝福…クリスマスツリーに電力供給

クリスマスツリーに電力を供給する日産 リーフ
クリスマスツリーに電力を供給する日産 リーフ全 3 枚

日産自動車1215日、EVリーフ』(Nissan LEAF)の英国サンダーランド工場における生産台数が25万台に到達した、と発表した。これを祝福して、リーフの「V2X」技術を利用して、同工場のクリスマスツリーのイルミネーション点灯式を行った。

25万台目のリーフが英国サンダーランド工場からラインオフしたのは、生産開始からおよそ10年後の出来事。2021年に同工場は、世界初のEV生産のエコシステムを構築するハブ、「EV36ZERO」の本拠地として位置付けられた。

今回のクリスマスツリーのイルミネーション点灯式は、リーフが移動式発電所として機能することを実証するのが狙い。高さ約10mのクリスマスツリーとトナカイのイルミネーションは、V2X技術を利用して、リーフのバッテリーから電力を供給している。

V2Xは、EVを移動式のエネルギーハブに変えることが可能。ドライバーは、EVのバッテリーに電気を蓄え、必要に応じてグリッドや建物、クリスマスツリーなどに供給することができる。この技術により、EVを電力網に組み込むことができる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る