道を渡って良いか歩行者に知らせる、ヴァレオの「スマートポール」…CES 2023で発表へ

ヴァレオの「スマートポール」のイメージ
ヴァレオの「スマートポール」のイメージ全 1 枚

ヴァレオValeo)は13日、米国ラスベガスで15日(日本時間16日未明)に開幕するCES 2023において、リアルタイムで周辺を観察して、安全に道路を横断できるかを歩行者に知らせる地上デバイス「スマートポール」を初公開すると発表した。

スマートポールは、EquansGHMEclatecLacroix Cityと共同開発された。歩行者、ドロイド、自動運転シャトル、マイクロモビリティ・オペレーターなど、都市のあらゆるユーザーのモビリティの安全性を高めるのが狙いだ。

スマートポールは、超音波ベルトセンサー、路面プロジェクションなどのスマートライティング、充電ステーション、複合素材などを組み合わせて、近距離でのモーション検出、スマートな公共空間のライティングを実現し、市街地での道路横断の安全性向上を追求する。

これらの検出センサーのおかげで、スマートポールはリアルタイムで周辺を観察し、歩行者が安全に道路を横断できるかをその歩行者に知らせることができる。この装置は、通過する車の数を記録してリアルタイムの道路交通情報を配信したり、信号機を制御して渋滞を緩和したり、駐車スペースの管理を容易にするなども可能で、都市やコミュニティに新しいサービスをもたらす、としている。

《森脇稔》

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