SSを最終配送拠点に活用、ENEOSと三菱商事が新会社設立へ

配送ネットワークイメージ
配送ネットワークイメージ全 1 枚

ENEOS三菱商事は1月5日、サービスステーション(SS)を拠点とした配送効率化事業の合弁会社を設立すると発表した。

配送業界では、EC市場拡大に伴い宅配荷物量が増加し、ラストワンマイルにおける効率的なサービスの需要が拡大。これに対応するためには最終配送拠点を増やし、柔軟な配送体制を構築することが重要となる。新会社では、全国1万2000か所を超えるENEOSのSSネットワークを荷物の一時保管かつ最終配送拠点として活用。最終配送拠点から配送先までのラストワンマイルを短縮し、配送の効率化を目指す。

新事業では、全国の多様な地域を網羅するSSを荷物配送の最終配送拠点として活用することで、大型倉庫からの直接配送に比べて必要な走行距離を削減。ドライバーの負荷および配送コストの低減につなげる。また、車両のスムーズな出入りを前提として設計されているSSは物流拠点に最適。既存のSSを活用することで、拠点整備にかかる追加費用も低減できる。


《纐纈敏也@DAYS》

アクセスランキング

  1. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  2. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  3. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  4. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
  5. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る