パナソニック(Panasonic)は1月5日、米国ラスベガスで開幕したCES2023において、EV用の次世代円筒形リチウムイオンバッテリーを開発していると発表した。
パナソニックのEV向け円筒形リチウムイオンバッテリーは、世界最高レベルのエネルギー密度や、高い安全性・信頼性で業界をリードすることを目指している。現行のラインアップは、「1865」と「2170」だ。現在、開発を進めているのが、次世代大容量の規格として期待されている「4680」。これにより、EVの進化や普及に貢献していく。
パナソニックは、EVの充電と放電ソリューションにも注力する。EV普及には、数多くの充電器が必要となり、配電網の過負荷や既存電力システムへの影響など、多くの社会課題が発生する。パナソニックはPVと充電器を組み合わせたスマート充電技術により、社会のEV化に貢献する、としている。