BMW「M 1000 R」…ネイキッドの“M”が東京オートサロン2023でお披露目

BMW M 1000 R(M コンペティション パッケージ)
BMW M 1000 R(M コンペティション パッケージ)全 17 枚

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)の二輪部門のBMW モトラッド ジャパンは東京オートサロン2023で『M 1000 R(M コンペティション パッケージ)』を日本初公開した。

M 1000 Rは同社のハイパフォーマンスネイキッドスポーツ『S 1000 R』のMモデル。2021年に発売されたBMWモトラッド初のMモデル『M 1000 RR』に続いてモーターサイクル第二弾の“M”となる。

S 1000 RR譲りの999cc水冷並列4気筒エンジンは13,760回転で最高出力210PSを発揮。トップスピード280km/h、ゼロから100km/hまでの加速は3.2秒という紛れもなくBMWで最もパワフルなネイキッドバイクとなっている。

カーボン製ホイールとMブレーキカーボン製ホイールとMブレーキ

S 1000 Rをベースにした車体の各部にMパフォーマンスパーツがインストールされている。展示されているのはM 1000 Rの最上級グレードであるM コンペティション パッケージということもあり、ステップを始め、各部にはカーボンパーツが装備され、ホイールまでもがカーボン製となっている。ブレーキはM 1000 RRに準じたハイスペックなMブレーキで青いキャリパーが輝く。

また、そのスタイリングで大きな特徴なのが、加速時に車体を安定させるMウイングレットだろう。220km/hで走行時にはフロントホイールに約11 kgのダウンフォースを発生させ、車体の安定性に寄与するという。6.5インチのTFTカラー液晶ディスプレイはS 1000 Rと同様の装備だが、M 1000 Rでは独自のMスタートアップ・アニメーションが流れるため、所有欲を満たしてくれる。

マフラーはアクラポビッチマフラーはアクラポビッチ

M 1000 Rのメーカー希望小売価格は3,328,000円(税込)。クルマと比べれれば格安で世界最高峰のスペックが手に入りそうだ。

《釜田康佑》

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