「PROXES」より注目の2製品が登場!トーヨータイヤは本物の性能にゆるぎない技術で挑み続ける…東京オートサロン2023

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トーヨータイヤ / 東京オートサロン2023
トーヨータイヤ / 東京オートサロン2023全 46 枚

東京オートサロン2023にて、TOYO TIRES(トーヨータイヤ)は急逝したケン・ブロックの愛機「Audi S1 Hoonitron」とともに5台のデモカーを展示。

直近の3つの新製品とともに、リニューアルされたオープンカントリーや参考出品タイヤまで幅広いラインナップで来場客を驚かせた。同社を代表するフラッグシップブランドである「PROXES(プロクセス)」と「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」を中心に、注目の新製品をご紹介する。

フラッグシップタイヤが新登場!全方位でプレミアムな性能を有する「PROXES Sport2」

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様々なステージで高いパフォーマンスと快適で気持ちの良いハンドリングを実現するプレミアムスポーツタイヤが「PROXES Sport(プロクセス スポーツ)」だ。その快適性や静粛性の高さ、ハンドリングの素直さなどは高く評価されていた。そのPROXES Sportが第2世代へとモデルチェンジ。すでに欧州で先行導入されている「PROXES Sport2(プロクセス スポーツ2)」が国内市場へ投入される。

もともと高性能なタイヤだったがさらに変わったのはまずウエット性能。ウエット路面でのハンドリング性能や制動性能などが引き上げられている。

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それを実現したのがIN/OUT側のコンパウンドを変えたこと。車重を支えるOUT側には硬めのコンパウンドを使用し、反対にIN側にはやや柔らかいコンパウンドを配置。よりしなやかなコンパウンドが路面をつかむことで、ウエット路面での性能を向上した。

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また、ブロックは全体に切り込みが入るが、独立した島になっていないのが特徴。ブロック剛性を高めることでハンドリング性能を向上。車重が年々重くなるプレミアムなクルマにも対応する。

縦溝であるグルーブも4本入れられているが、もっともOUT側のグルーブは細めになっている。こうすることで、OUT側の剛性を引き上げ、車重に負けないトレッド剛性を手に入れることができるのだ。さらに横溝も垂直ではなく、やや斜めにすることでブロックが動きにくいように配慮している。

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サイドウォールも今回形状が見直された。大きなR描くように設計することで、均一に車重を受け止めて綺麗にたわむ。しなやかに路面を掴むために配慮されており、トーヨータイヤの技術を集めたプレミアムスポーツに相応しいパフォーマンスを発揮する。

転がり抵抗を下げ、さらに低燃費&静粛性を高めた「PROXES ComfortIIs」

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上質なクルージングと環境性能を進化させた“プレミアムコンフォートタイヤ”というのがプロクセス コンフォートIIsのコンセプト。

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今回進化するにあたり、まずコンパウンドを変更することで転がり抵抗を低減。11サイズで転がり抵抗AAに認定。7サイズでAを獲得している。また、環境にも配慮していて製作時にシリカを混ぜるが、その分散剤にはサステナブルな素材を採用。環境にも配慮した製品だ。

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静粛性の向上のためにIN/OUT側のブロックのピッチ数を変更。通常IN/OUT側で同じ数のブロックがあるはずだが、コンフォートIIsではあえて変更。同じ周波数が起きるのを避けることで、耳に走行音を感じにくくしている。

さらに細かい溝であるサイプを入れることで、路面に接する時の打撃音を緩和。これも走行騒音の低減に大きく役に立つのだ。快適度とスポーツ性能をバランスした、注目のタイヤになること間違いなしの製品だ。

ハイエースやキャラバンを“ホワイトレター”で足元から彩るH30

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現在発売中の「H20」の後継商品であるのが「H30」。トレッドパターンはH20と変わっていないがサイドウォールのデザインを一新。ホワイトレター+スタイリッシュなロゴのデザインがより象徴的に。

15インチモデルは商用車対応のLT規格、16インチ以降は欧州基準に対応するC規格のスペックを満たしている。さらに15~17インチと18インチでロゴデザイン変更することで、ドレスアップ度の高い商用バン向けのタイヤとしてリニューアルされた。

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サイズはハイエースやキャラバンなどのワゴン系がメインで、マッシブなデザインのH30に、ホワイトレターが入っているとよりアメリカンなワイルドな雰囲気をまとうことができるのだ。

タイヤとしてはIN/OUT側指定がない。ホワイトレター加工されているのは片側だけで反対側は通常のタイヤの色である。あえてシックな面を外側にしてホワイトレターを隠すということも可能な欲張りなタイヤだ。

OPEN COUNTRYの2製品もアップデート、参考出品のホワイトレターに期待も高まる

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ダカールラリー参戦車両にも供給されている「OPEN COUNTRY M/T-R」は2023年より原材料を変更。新たにサステナブルな素材を採用とすることで、環境への影響を最小限にとどめるように進化している。変わらないオフロードでのパフォーマンスと環境性能を両立した。

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さらにユーザーからの要望も多かった「OPEN COUNTRY A/TIII」では、ホワイトレター仕様を製作。今回オートサロン2023に参考出品として展示された。ブース内に展示されるレクサス「NX」にも装着され、市販化にも期待が高まる。

独自路線のラインナップで、カスタムカー好きやタイヤにこだわりのあるユーザーの心を掴み続けるトーヨータイヤ。2023年の商品展開からも、ますます目が離せなくなりそうだ。

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《加茂新》

加茂新

加茂新|チューニングカーライター チューニング雑誌を編集長含め丸15年製作して独立。その間、乗り継いたチューニングカーは、AE86(現在所有)/180SX/S15/SCP10/86前期/86後期/GR86(現在所有)/ZC33S(現在所有)。自分のカラダやフィーリング、使う用途に合わせてチューニングすることで、もっと乗りやすく楽しくなるカーライフの世界を紹介。

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