環状7号線 地下40m調整池でコンサート[新聞ウォッチ]

環七地下調節池本管(イメージ)
環七地下調節池本管(イメージ)全 2 枚

「何もそこまで行ってやらないでも…」と思いたくもなるが、東京23区内を走る環状7号線(通称:環七)の地下約40mの地下調整池で、コンサートが開かれたそうだ。

その施設を管理する東京都公園協会と旅行会社の東武トップツアーズが、そのトンネルの存在をアピールするために知恵を絞って企画したもので、きょうの東京が1面に「『環七』地下40メートルの音楽会」とのタイトルで、「トロンボーンの美しい音色が響く」などと、地下の巨大施設内のカラー写真とともに取り上げている。

この地下調節池は、集中豪雨などによる水害が多発している神田川中流域の安全性を向上させるため、環七の地下約40mに建設された延長4.5km、内径12.5mの巨大なトンネル施設で、付近を流れる神田川や善福寺川、さらに妙正寺川の水を、一時的に約54万立方mほどためることができるという。

音楽イベントは環七の真下に広がる巨大なトンネル内で、東京佼成ウインドオーケストラの奏者によるミニコンサート。この日はトロンボーンの三重奏で、アニメのテーマソングなどを演奏したという。

地下トンネルを会場としての音楽会は、東京都では初の試みだそうだが、振り返ると、2007年には、日産自動車が新型『GT-R』の発売を記念して、開通前の首都高中央環状線の山手トンネル内で、当時、スーパーカーが似合う女性ナンバー1にノミネートされた女優の米倉涼子さんをゲストに招いてお披露目のイベントを開催したことを思い出す。

2023年1月30日付

●中国、ビザ発給再開、日本人向け (読売・1面)

●五輪本大会400億円も談合か、組織委側「テスト落札企業に原則委託」 (朝日・1面)

●高速の老朽化対策追加1.5兆円、財源確保へ有料延長法案(朝日・1面)

●内閣支持横ばい33.4%、共同調査(産経・5面)

●「環七」地下40メートルの音楽会 (東京・1面)

●今回のテーマ、ニッポンEVの現在地、電池めぐり競争激化、揺らぐ日本勢の優位 (東京・12面)

●内閣支持39% 4ポイント上昇、コロナ5類移行、賛成64%、本社世論調査(日経・1面)

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る