デリバリーサービスを脱炭素化、ウォルト向けに電動バイク導入促進

オークネットがホンダ製電動バイクをリース
オークネットがホンダ製電動バイクをリース全 2 枚

オークネットは、デリバリーサービス「ウォルト」を展開するウォルトジャパンの配達パートナー向けに、電動ビジネスバイクのリース販売を開始した。

【画像全2枚】

コロナ禍を機にデリバリーニーズの拡大で、配達員が利用するビジネスバイクの需要も増大している。とくに住宅地の配達に適している電動ビジネスバイクの需要拡大が見込まれているものの、大手企業向けのリース中心の販売形態となっており、個人事業主は利用しづらいのが現状だ。

同社ではこうした課題に応えるため、ガソリンエンジンのビジネスバイクを利用している中小企業や個人事業主を対象に、2022年7月からホンダ製電動バイクリースなどの事業を展開している。

今回、北欧発でSDGsに関心が高く、個人事業主の配達パートナーが多いデリバリーサービス「ウォルト」の配達パートナー向けに、電動ビジネスバイクのリース販売を開始した。

リース販売では、CO2排出削減に積極的で公的補助金のメリットも大きい東京都に所在する事業主を対象に展開する。配達パートナーが利用しやすいよう、希望者にはスマホホルダー、グリップヒーター、リアボックスの取付費用を無料で提供する。

同社は、2022年7月に電動ビジネスバイクのリース事業とメンテナンス事業に参入した。車両はホンダモーターサイクルジャパンから供給を受け、主なリース先としては既にガソリンエンジンのビジネスバイクを利用している全国の中小企業や個人事業主、バイクオークション加盟店の顧客などを想定する。

また、車両のリースに加え、車体・バッテリー両方のメンテナンスや部品を交換する総合サービスを提供するため、まず東京、名古屋、大阪、福岡を中心とした都市エリアから車両メンテナンスネットワークを構築・展開する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る