耐偏摩耗・ライフ性能が大幅向上、低床バス用タイヤ「SP537」発売…ダンロップ

ダンロップ SP537
ダンロップ SP537全 6 枚

住友ゴムは、耐偏摩耗性能とライフ性能を大幅に向上した低床バス用リブラグタイヤ、ダンロップSP537」を3月1日から発売する。全2サイズで価格はオープン。

SP537は、車両の加減速やロータリーでの旋回、停留所への幅寄せなど、路線バス特有の荷重変動で発生する偏摩耗を抑制したロングライフタイヤ。また、バリアフリー対応縁石へのタイヤ接触を考慮した新形状サイドプロテクターを採用している。

新開発の独自パターンでは、偏摩耗の起因となる鋭角部を減らしたシンプルなブロック形状を採用。また、ショルダー主溝のジグザクを緩やかにすることでブロックの振れ幅を小さくし、溝付近のブロック剛性を高めた。これにより、直進時・旋回時ともに摩耗エネルギーを均一化し、耐偏摩耗性能を従来品(SP527)から大幅に向上。ライフ性能の向上にも貢献している。

また、カーボンとポリマーの吸着点を増やした「S.A.微粒子カーボンIV」を採用することで両者の結合力を強化。耐偏摩耗性能に加え、ライフ性能を従来品比で1.2倍以上向上している。さらに深溝サイプを採用することで、従来品にあった摩耗初期でのトレッドパターンの外観変化やエッジ成分の低下を抑制。摩耗後期になるとジグザク溝が強調される溝形状の採用と合わせてウエット性能の持続性を高めた。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  2. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る