トヨタ クラウン 新型、340馬力「HYBRID MAX」設定…シカゴモーターショー2023出展へ

「HYBRID MAX」は2.4リットルターボ+モーター

自然吸気2.5リットルエンジンのハイブリッドも用意

12.3インチのタッチスクリーン付きマルチメディア

トヨタ・クラウン 新型(米国仕様)
トヨタ・クラウン 新型(米国仕様)全 10 枚

トヨタ自動車の米国部門は2月2日、クロスオーバー車の新型『クラウン』(Toyota Crown)を2月9日、米国で開幕するシカゴモーターショー2023に出展すると発表した。2023年前半、米国市場で発売される予定だ。

写真:トヨタ・クラウン 新型(米国仕様)

◆「HYBRID MAX」は2.4リットルターボ+モーター

米国向けの新型クラウンも、日本仕様同様、ハイブリッドのみとなる。「HYBRID MAX」(日本では「デュアルブーストハイブリッド」)と命名されたシステムを「プラチナ」グレードに搭載する。

2.4リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンにフロントアクスル1基、リアアクスル1基の合計2基のモーターを組み合わせ、「E-Four Advanced」システムによって、4輪を駆動する。トランスミッションは6速AT「ダイレクトシフト」。米国仕様の場合、ハイブリッドシステム全体で340hpのパワーと55.3kgmのトルクを獲得している。

2.4リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、低回転から力強いトルクを生み出すのが特長だ。高い駆動力を発揮する最新の電動パワートレインの「eAxle」に、新開発のバイポーラ型ニッケル水素バッテリーを組み合わせた。このハイブリッドシステムは、ドライバーのアクセル操作にリニアに反応し、ダイレクトかつトルクフルで気持ちのいいドライビングフィールを追求している。

◆自然吸気2.5リットルエンジンのハイブリッドも用意

「XLE」と「リミテッド」グレードには、2.5リットル直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンを基本にしたハイブリッドシステムを搭載する。「THSII」のモーター2基、リアアクスルのモーター1基の合計3基のモーターを組み合わせ、「E-Four」によって、4輪を駆動する。

高効率ハイブリッドシステムには、新開発のバイポーラ型ニッケル水素バッテリーを採用する。クラストップレベルの低燃費と高い静粛性を追求し、クラウンならではの上質で滑らかな走りをさらに進化させた、と自負する。

トランスミッションは「eCVT」。走行モードは、ノーマル、エコ、スポーツ、EVの4種類が選択できる。スポーツモードでは、スロットルレスポンスがより鋭い方向に変化する。エコモードは、より燃費を重視した走行モードに。EVモードでは低速で短距離、EV走行を可能にしている。

◆12.3インチのタッチスクリーン付きマルチメディア

トヨタ・クラウン 新型(米国仕様)トヨタ・クラウン 新型(米国仕様)

米国向けの新型クラウンには、北米で開発された新世代オーディオマルチメディアシステムを標準装備する。12.3インチのタッチスクリーンを備えたこのシステムは、ユーザーエクスペリエンスの向上と、「Over-the-Air(OTA)」更新を可能にするなど、便利な機能を備えている。ユーザーは、タッチと音声を通じて、新しいシステムを操作できる。

「Drive Connect」の「Intelligent Assistant」を利用すると、「ハイ、トヨタ」と呼びかけてシステムを起動できる。ルートの検索、「POI(Points of Interest)」の検索、オーディオコントロールの調整、空調温度の変更などが、音声による指示で行える。

Drive Connectを通じて利用できるクラウドベースのネイティブナビゲーションシステムでは、マッピングとPOIのリアルタイムの無線更新を可能にした。「Google POI」データが組み込まれており、最新の検索機能が使えるという。

《森脇稔》

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