北欧のITスタートアップへ出資、サブスク型ボートクラブなど運営…ヤマハ発動機

Skipperiが運営するレンタルボート
Skipperiが運営するレンタルボート全 2 枚

ヤマハ発動機は2月7日、北欧最大手のサブスク型ボートクラブ「Skipperi Fleet(スキッペリ・フリート)」などを運営するフィンランドのITスタートアップ企業「Skipperi(スキッペリ)」に出資したと発表した。

スキッペリは、自社開発のデジタルプラットフォームを活用し、快適なマリン体験の場を提供するIT企業。主力事業のスキッペリ・フリートや、P2Pレンタル事業、安全教育事業も展開している。デジタル技術により、船の貸出業務をオンラインシステム化して無人で行うなど、ボートクラブ運営業務の省力化を実現。また、日々のオペレーションにてデータ取得とAIを用いることで継続的にシステムを進化させている。

今回のスキッペリへの出資は、マリン業界でも加速するDXへの対応に向けた開発力強化が目的。シェアリング領域におけるデジタルプラットフォーム開発を実現し、世界的に市場が拡大するシェアリングビジネスに対応すべく、戦略的パートナーとして協業する。

ヤマハ発動機は、「マリン版CASE」戦略の推進により、信頼性と豊かなマリンライフを軸にした「海の価値をさらに高める事業」へ進化させていくことをマリン事業の長期ビジョンとしている。今後も付加価値の高いサービスや次世代製品の開発を通じ、多様なライフスタイルに合わせたマリン感動体験の提供を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る