大雪時の高速道路通行止め「ちゅうちょなく実施」…立ち往生防止対策

新名神で発生した大雪時の渋滞による大規模滞留事象の位置図
新名神で発生した大雪時の渋滞による大規模滞留事象の位置図全 3 枚

NEXCO中日本NEXCO西日本は、大雪時における対応の課題と原因を検証して「当面の対応策」をとりまとめた。

【画像全3枚】

新名神高速道路(新名神)で、2023年1月24日から26日にかけての大雪時の渋滞で大規模な車両の立ち往生が発生した。今後も大雪の発生が予想されることから、再発防止に向けて当面の対策をまとめた。

それによると「予防的通行止め」の適用基準に達しない場合でも、渋滞延伸により除雪運行が困難となるなど、大規模な滞留が予想される場合、不要不急の外出を控えることの要請を徹底するとともに、ちゅうちょなく通行止めを実施する。この方針について、事前に関係機関と運用方法について確認する。

大雪時の渋滞は、様々な要因で滞留につながるリスクがあるため、的確に渋滞情報を提供するとともに、渋滞による滞留が発生した場合、Twitterをはじめ、あらゆる媒体を活用して滞留状況、作業状況解消の見込みなど、きめ細かく情報を提供する。

また、ちゅうちょせずに通行止めの実施することを徹底して滞留発生防止に努めるとともに、滞留が発生した場合、中央分離帯開口部や後方からのUターン処理などにより長期化を回避する。関係機関からの応援を含めた体制の充実も図る。

効果的な凍結防止剤の活用や新技術など、広範囲にわたる圧雪凍結路面への迅速な対応が可能となる体制を整備する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  4. 市街地でも手離し運転可能に、日産がAI搭載「プロパイロット」技術公開 2027年度に市販化
  5. 【アルファロメオ ジュニア 新型試乗】「蛙の子は蛙」でもやっぱりアルファロメオを選びたくなる理由…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る