メルセデスベンツの新規モデル『CLE』の正体が見えてきた…カブリオレが豪雪に初出現

メルセデスベンツ CLE カブリオレ プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ CLE カブリオレ プロトタイプ(スクープ写真)全 18 枚

メルセデスベンツのオールニューモデルとして登場する『CLEクラス』。そのオープンモデル『CLEカブリオレ』の市販型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

CLEには大きな仕事がある。『Cクラス』と『Eクラス』のクーペ&コンバーチブルのバリエーションに取って代わる次世代モデルを担うからだ。

豪雪のフィンランド山中に初出現したプロトタイプは、まだまだ重要なデザインを隠している。フロントグリルに垂直リブはなくクロスバーを配置。ホイールのサイズなどから、2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力258psを発揮する、非AMGバージョンであると思われる。

メルセデスベンツ CLE カブリオレ プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ CLE カブリオレ プロトタイプ(スクープ写真)

CLEはCクラスと同じ「MRA-2」プラットフォームを採用。視覚的にはCクラスセダンと非常にによく似ているが、フロントエンドの処理や、ノーズとテールが地面に向かって下がっているシルエットなど、AMG『SL』新型との共通点も見られる。

またキャビン内には、Cクラスと共有する傾斜したインフォテイメントスクリーンをコンソールに配置。同じレイアウトを特徴とするSLのインテリアにも少し似ている。SLほどの豪華さはないものの、CLEがアドバンテージを持つ領域が1つある。2022年に復活したSLは、2人乗りから2+2シートレイアウトに進化したが、ロードスターの後部座席は乗員にとって十分とはいえない。一方、CLEの後席は、大人4人が乗るのに十分なフットスペースを提供してくれる。

パワートレインは、前途したエントリーモデルのほか、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンと、25.4kWhのリチウムイオンバッテリー、および最高出力129psの電気モーターを搭載、システム合計最高出力は313ps、最大トルク550Nmを発揮するプラグインハイブリッドモデルがラインアップされる。

メルセデスベンツ CLE カブリオレ プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ CLE カブリオレ プロトタイプ(スクープ写真)

また頂点には、AMG「CLE63」を設定。電動アシストターボと、後輪を駆動する電気モーターを備えた2.0リットル直列4気筒エンジンを搭載し、システム合計出力671ps、最大トルク1020Nmを発揮する。

CLEクラスのワールドプレミアは2023年内と予想される。クーペとカブリオレに加え、ワゴンタイプのシューティングブレークの登場も噂されている。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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