ホンダの新型電動二輪車、好きだけど日本に入れると、うーん

ホンダCub e:(カブ・イー)
ホンダCub e:(カブ・イー)全 19 枚

ホンダは1月11日、中国で電動二輪車の『Cub e:(ホンダ・カブ・イー)』、『Dax e:(ダックス・イー)』、『ZOOMER e:(ズーマー・イー)』を発表した。日本市場導入は予定されていないが、自動車ニュースサイト『レスポンス』では読者アンケートを実施、日本での展開を予想してもらった。

アンケート調査の結果は、個人的な好き嫌いでは好評だが、市場ではそこまでの成功は予想されていない、となった。

発表された新型電動二輪車のターゲットは中国のZ世代。電動二輪車は単なる移動手段ではなく、付加価値の高いモデルが求められており、発表された3モデルはそれぞれ「Super Cub」、「Dax」、「ZOOMER」をデザインモチーフにしたという。

これら3モデルは、ホンダが2025年までに電動二輪車を合計10モデル以上、グローバルで投入する計画の先駆けとなるモデルだが、日本での販売は予定されていない。そこで、読者に、日本市場に導入すべきか、導入して成功するか、好き嫌いだけなら欲しいか欲しくないか、を質問した。

アンケート調査の結果として、3車種とも「欲しい。でも日本での成功は限定的かな」が4割前後で最多回答となった。日本市場で「成功」+「売れる」と、「限定的」+「失敗」との予想は、いずれもほぼ半々ずつとなった。好き嫌いだけで答えてもらった場合も、3車種とも「すごく欲しい」+「欲しい」が6~7割となった。

Cub e:(ホンダ・カブ・イー)

日本市場に導入すべき?
●すごく欲しい。日本市場での成功間違いなしっ。…34.5%(3車種で最多)
●欲しい。でも日本での成功は限定的かな。…40.5%
●あまり欲しくない。市場では売れそうだけど。…14.3%
●欲しくない。日本に入れたら失敗するよ。…10.7%
※市場で「成功」+「売れる」…48.8%

好き嫌いだけで答えると
●すごく欲しい。…39.9%(3車種で最多)
●欲しい。…31.0%
●あまり欲しくない。…15.5%
●欲しくない。…10.1%
※「すごく欲しい」+「欲しい」…70.9%(3車種で最多)

ホンダDax e:(ダックス・イー)ホンダDax e:(ダックス・イー)

Dax e:(ダックス・イー)

日本市場に導入すべき?
●すごく欲しい。日本市場での成功間違いなしっ。…27.4%
●欲しい。でも日本での成功は限定的かな。…36.9%
●あまり欲しくない。市場では売れそうだけど。…20.8%(3車種で最多)
●欲しくない。日本に入れたら失敗するよ。…14.9%(3車種で最多)
※市場で「成功」+「売れる」…48.1%

好き嫌いだけで答えると
●すごく欲しい。…35.1%
●欲しい。…29.2%
●あまり欲しくない。…22.0%
●欲しくない。…10.7%(3車種で最多)
※「すごく欲しい」+「欲しい」…64.3%

ZOOMER e:(ズーマー・イー)

日本市場に導入すべき?
●すごく欲しい。日本市場での成功間違いなしっ。…32.1%
●欲しい。でも日本での成功は限定的かな。…41.1%(3車種で最多)
●あまり欲しくない。市場では売れそうだけど。…17.9%
●欲しくない。日本に入れたら失敗するよ。…8.9%
※市場で「成功」+「売れる」…50.0%(3車種で最多)

好き嫌いだけで答えると
●すごく欲しい。…38.1%
●欲しい。…31.5%
●あまり欲しくない。…19.0%
●欲しくない。…10.1%
※「すごく欲しい」+「欲しい」…69.6%

ホンダZOOMER e:(ズーマー・イー)ホンダZOOMER e:(ズーマー・イー)

◆ホンダへのメッセージ

入れてみてもいいかも

ネット販売オンリーだと転売されるので、ホンダドリームの店頭申し込みで限定販売希望。 抽選ではなく申込時に手付金または前金での予約注文方式にて!

日本に導入して欲しいが、あんまり高いと買えない。

どれも価格次第なのが重要な条件。4輪だと日産『サクラ』などが短い航続でも売れているので,電動バイクも売れる可能性はある。電動キックスケーターとの価格の開きが大きければ売れないだろう。

テスト的に入れてみてもよいかも。

なんかちゃっちいかな。やすぽっくみえる。

もっとスタイリッシュで華奢なのがいい。ロードパルのような。

参考:ホンダ・ロードパル参考:ホンダ・ロードパル

電動バイクでも、ヘルメットなどの収納スペースをちゃんと確保した、スタイリッシュなデザインにしてほしい。

入れるのであれば、歴代モデルを上手くオマージュする必要があるが、どのモデルも“コレじゃない感”がある。

内燃機関の乗り物を基軸に考えるのではなく、オリジナリティを追求した方が面白い乗り物を創ることが出来るのではないかと……。

現行電動二輪車の一つ、ホンダ・ベンリィe:郵便配達仕様現行電動二輪車の一つ、ホンダ・ベンリィe:郵便配達仕様

カブe:は郵便配達・新聞配達とかで需要はたくさんありそう。

カブe:は新聞配達などに絶対ウケると思います。早朝の新聞配達のオートバイの騒音に悩んでる方も多いと思いますよ。新聞配達でしたら走行距離も決まってますしね。昼間は充電しておけるわけですから絶対いいと思います。

航続が、原付2種クラスなら100km、普通二輪クラスなら200kmあれば、普通に購入します。

日本二輪車市場の電動化に向けて本気で取り組んで欲しい。特にホンダのDNAに則って世界選手権MotoEのような、電動二輪車のレース選手権を国内で主催して欲しい。

早く入れて。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る