ボルボの25年ぶりの後輪駆動はEV、『XC40』と『C40』に欧州設定[詳細写真]

ボルボ C40 の「シングルモーター RWD」グレード
ボルボ C40 の「シングルモーター RWD」グレード全 20 枚

ボルボカーズ(Volvo Cars)は、EVの『XC40リチャージ』と『C40リチャージ』に、欧州で「シングルモーターRWD」グレードを設定すると発表した。ボルボカーズとしては、25年ぶりの後輪駆動モデルになる。

シングルモーターRWDグレードには、リアアクスルに最大出力238hpの電気モーターを搭載する。従来の最大出力231hpのシングルモーター搭載の前輪駆動バージョンに対して、パワーは 3%引き上げられた。

XC40リチャージの場合、バッテリーの蓄電容量は、69kWhと従来通り。しかし、冷却効率の向上により、航続は従来の425kmから伸びて、最大で460km(いずれもWLTPサイクル)に到達する。C40リチャージの場合、航続は従来の438kmから最大476km(いずれもWLTPサイクル)に向上する。 最大出力130kWのDCチャージャーを利用すると、バッテリーの8割を充電する時間は約34分だ。

さらなるパワーと航続を求める顧客には、より強力な最大出力252hpのモーターをリアアクスルに搭載した「シングルモーター・エクステンディッドレンジRWD」グレードを用意する。バッテリーの蓄電容量は、シングルモーターRWDの69kWh から、シングルモーター・エクステンディッドレンジRWDでは、82kWhへ大容量化。これにより、1回の充電での航続は、XC40リチャージが最大515km、C40リチャージが最大533km (いずれもWLTPサイクル)まで伸びる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る