VWの末っ子SUV『Tクロス』がイメチェン!大幅改良で前後デザインを刷新へ

VW T-Cross 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
VW T-Cross 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)全 11 枚

VWの人気コンパクトSUV『T-Cross(Tクロス)』が、大幅改良に向けて動き出した。デザインを刷新するTクロスのプロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

Tクロスは2019年に登場、日本でもVWの販売を牽引するモデルとなっている。フラッグシップの『トゥアレグ』(日本未導入)、『ティグアン』、『T-Roc(Tロック)』と続くVWのSUVラインアップの中では、末っ子にあたる。

VW T-Cross 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)VW T-Cross 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

厳冬のスウェーデン北部で捉えたプロトタイプは、一見現行モデルのようだが、よく見るとフロントバンパー、および丸いライトはダミーで、バンパー全体が新設計されるようだ。またバンパー下部のエアインテークは現行より大きく、パターンが異なっている。グリルはわずかにワイド化され、クロームストリップはスリムに、最終的にはLEDライトバーが配置される可能性もある。ヘッドライトのアウトラインに変化はなさそうだが、内部のLEDデイタイムランニングライトは刷新されるだろう。

リアエンドではさらに変化が見られそうだ。黒いテープがテールライトのセクションとLEDストリップを覆い、新しいグラフィックが採用される可能性を示唆している。バンパーにもカモフラージュテープが貼られており、デザインが変更されているはずだ。

インテリアに関する情報は入っていないが、素材の品質を改善し、デジタルコックピットのソフトウェアをアップグレードすると思われる。

VW T-Cross 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)VW T-Cross 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

パワートレインは、2つの異なる出力の1.0リットル直列3気筒TSIエンジンは継続、1.5リットル直列4気筒Evo2 TSIエンジンはトップに君臨する。またすべてのグレードが前輪駆動になると予想され、マニュアルまたはオートマチック(DSG)トランスミッションが選択可能となる。

Tクロス改良新型のデビューは2023年内と予想される。日本への投入も、そう遠くない時期におこなわれるはずだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  2. ホンダ『プレリュード』新型、シビック タイプRのサスペンションとブレーキ技術搭載へ
  3. 125ccスクーターでもここまで違う!? スズキ『バーグマン』とヤマハ『NMAX』を徹底比較
  4. ホンダ『N-ONE e:』発表…みんなが使える軽乗用EVとは?
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る