ベントレー初のEV、2026年からの生産に準備…新施設を起工

ベントレー初のEVの生産に向けた新施設の起工式
ベントレー初のEVの生産に向けた新施設の起工式全 5 枚

ベントレー(Bentley)は2月16日、英国クルー本社において、新しいエンジニアリングテクニカルセンターとローンチクオリティセンターの起工式を行った。ブランド初のEVの2026年からの生産に備える。

【画像全5枚】

新しい施設には、2026年にベントレー初のEVを導入するための準備として、EVの組み立てラインのレプリカが設置される。さらに、将来のモデル開発の拠点として、ソフトウェア統合センター、プロトタイプワークショップ、計測テスト、将来の材料開発に焦点を当てた専用エリアが設置される。

新しいローンチクオリティセンターは2つのフロアで構成され、それぞれ4000平方mの広さがある。1階には社内の計測チームが置かれ、ベントレーのあらゆる部品を高精度で測定する。このチームの役割は、生産ラインから出荷されるすべての車両の品質、性能、寿命の基礎となるもの。2階には、将来の材料試験のためのラボと、将来のEV組み立てをテストするためのミニ生産ラインが設置され、完全な生産試験場となる予定だ。

また、エンジニアリングテクニカルセンターは2つのフロアにまたがり、合計1万3000平方mの広さになる。このセンターには、未来のモデルのためのプロトタイプワークショップ、材料開発、ソフトウェア・インテグレーション・センターが設置される。

この通称「ドリームファクトリー」の設立は、ベントレーの「ビヨンド100」戦略の一環だ。ビヨンド100では、2030年までに毎年新しいEVの発売を目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  2. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 米倉涼子と覚醒剤オトコとヤナセの関係---『FRIDAY』
  5. トヨタとパナソニックの合弁、新型リチウムイオン電池生産開始…レクサス『RZ』やスバル『ソルテラ』に搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る