メルセデスベンツ、Googleと戦略的提携…次世代ナビシステム車載化へ

メルセデスベンツの車載ディスプレイで利用できる Googleの「Place Details」
メルセデスベンツの車載ディスプレイで利用できる Googleの「Place Details」全 2 枚

メルセデスベンツは2月22日、Google(グーグル)と戦略的提携を結び、次世代の高性能ナビゲーションシステムを車載化すると発表した。

このパートナーシップによって、メルセデスベンツは「Google Maps Platform」の新しい車載データとナビゲーション機能をベースに、独自のナビゲーションシステムを開発する最初の自動車メーカーになるという。

また、今回の提携により、メルセデスベンツは場所に関する詳細情報、リアルタイムおよび予測交通情報、自動ルート変更など、Googleの主要な地理空間サービスにアクセスできるようになる。これらの機能を今後、「メルセデスベンツ・オペレーティング・システム (MB.OS)」に組み込むことで、使いやすさと高解像度画面を備えたナビゲーションサービスを利用できるようにしていく。

ユーザーエクスペリエンスを充実させるために、メルセデスベンツは「YouTube」アプリをインフォテインメントシステムに組み込む。さらに、メルセデスベンツは Googleマップのデータを利用して、交差点、ラウンドアバウト、カーブの手前での自動減速などの運転支援機能を実用化する。

最初のステップとして、メルセデスベンツは Google の「Place Details」へのアクセスを、車載インフォテインメントシステムで可能にする。営業時間、写真、評価、レビューなど、世界中の2億を超えるビジネスや場所に関する詳細情報を検索できるようにする。Place Details は、最新世代の「MBUX」を搭載車で利用できるようになる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る