JR北海道のH100形が検査切れのまま540kmほど走行…仕業検査の周期を超過

函館本線(山線)のH100形(一般型)。
函館本線(山線)のH100形(一般型)。全 1 枚

JR北海道は2月22日、H100形一般型気動車が検査周期を超えたまま運用されていたことを明らかにした。

これは同日に帯広12時26分発釧路行き普通列車の運用を終えた釧路運輸車両所のH100-55で判明したもので、消耗品の補充・交換や足回りの検査を外部から行なう仕業検査を144時間以内の周期で行なうべきところ、71時間19分超過した状態で運用されていたという(超過距離は総計547.2km)。

原因は、作業を指示する担当者が指示を失念したことで、JR北海道では仕業検査の適切な実施の確認を徹底し、必要な対策を講じていくとしている。

《佐藤正樹》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  3. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る