観光バスの天井エアコンカバーが脱落、三菱ふそうが4500台をリコール

三菱ふそう エアロエース(参考画像)
三菱ふそう エアロエース(参考画像)全 3 枚

三菱ふそうトラック・バスは、大・中型観光バス『エアロエース』などに設置している天井エアコンユニットのカバーが脱落するおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは三菱ふそうエアロエース』および、日産ディーゼル・UDトラックスにOEM供給している『スペースアローA』の2車種で、2007年9月25日~2017年8月22日に製造された4544台。

対象車種は天井エアコンユニットの樹脂製カバーを固定する金具類の防錆処置が不適切なため、金具類に錆が生じるものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、金具類の接合力が錆の進行によって低下し、最悪の場合、強い横風等を受けるとカバーが持ち上がって固定部が破損し、天井エアコンユニットからカバーが脱落するおそれがある。

改善措置として、全車両、各天井エアコンユニットカバーの取付け金具を点検し、剥離が認められた場合はリベットによる固定を追加するとともに、サイドカバー側フレームのカバー固定部にL字フレームを追加する。

不具合は7件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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