ファン感謝デーでスーパーフォーミュラニューマシンのシェイクダウンを実施…永遠のライバル対決は脇阪が連覇

シェイクダウンを行ったスーパーフォーミュラのニューマシン(SF23)
シェイクダウンを行ったスーパーフォーミュラのニューマシン(SF23)全 13 枚

3月4・5日の日程で鈴鹿サーキットモータースポーツファン感謝デーが開催され、のべ2万3000人(主催者発表)のファンが訪れた。

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モータースポーツの2023年シーズンは3月から徐々に始動し、F1は3月5日に開幕戦バーレーンGPの決勝レースを迎える。国内レースはスーパー耐久が3月18日に開幕し、スーパーフォーミュラとSUPER GTは3月の公式テストを経て4月に開幕戦を迎える。ファン感謝デーはこれに先立ち、モータースポーツシーズンの幕開けを告げるイベントとなっている。

国内最高峰のフォーミュラカーレース、スーパーフォーミュラはNEXT50(ネクストゴー)と銘打ってカーボンニュートラルに対応を進めたニューマシン「SF23」を開発。今シーズンからそのマシンを使用してレースを行うが、4日にファンの目の前で60分間のシェイクダウン走行を行った。一部トラブルが出たマシンもあったが概ねシェイクダウン走行は順調に進み、前日にスーパーGTのテストで負傷した太田格之進の代役でステアリングを握った大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分37秒003のトップタイムを記録した。5日には30分間のフリー走行が行われ、ここでも大津が1分37秒098でトップに君臨していたが、終了直前のラップでルーキーのリアム・ローソン(TEAM MUGEN)が、国際F2選手権ランキング3位の実力を見せつける1分36秒721を記録して全体のトップとなった。

注目のイベント「新・永遠のライバル対決」は、これまで脇阪寿一、道上龍、本山哲の3名で争われていたが、今回高木虎之介が参戦し4名での対決となった。4日にはTOYOTA 86を使用して東コース3週の予選バトルを開催。使用マシンは2台のみで、高木対脇阪、道上対本山の2バトルが行われ。結果は脇阪と本山が勝利。この結果を踏まえて、5日には決勝と3位決定戦のバトルが行われた。この日の使用マシンはHonda CIVIC Type-R。先に走行した3位決定戦は1周目の1コーナーで高木がスピンを喫したが、道上はゆっくり走行して高木が追いつくのを待ち、2周目から真剣バトルを繰り広げた。最終的に道上が前でチェッカー。これで道上が3位、高木が4位という結果になった。決勝戦は本山対脇阪。2人はサイドバイサイドのバトルを繰り広げ、最終的に脇阪が優勝し、昨年のファン感謝デーに続き2連覇を飾った。

他にも12台のスーパーGT GT500マシンが参加したデモランではレース本番さながらの走行を披露。FIA世界耐久選手権(WEC:4輪)2022年度チャンピオンの#8 TOYOTA GR010 HYBRIDと、FIM世界耐久選手権(EWC:2輪)2022年度チャンピオンのF.C.C. TSR Honda France(CBR1000 RR-R)は「凱旋!WEC & EWC 2022耐久チャンピオン」と称したイベントに登場。4日は2輪のみの走行となったが、5日は2台揃ってその走りを披露した。

また、4輪のル・マン24時間100周年を記念し、新旧ル・マン出場マシンがデモランを披露。加えて、1998年のF1マシンF198のデモラン、鈴鹿8耐マシンのデモラン、MotoGPマシンHonda RV213Vのデモランなど、多くの走行イベントが開催された。

グランドスタンド手前のイベント広場「GPスクエア」には各メーカー、ブランドのブースに加え、数々のレーシングカーも展示された。特に2022年のF1世界選手権でチャンピオンを取ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のマシンには多くのファンが詰めかけ大人気。またステージも設置され、ドライバー、ライダー、レジェンドやチーム監督らが登場してのトークショーも開催された。

鈴鹿サーキットでは引き続き、6日・7日の日程でスーパーフォーミュラの合同テストが、6日には全日本ロードレースの合同テストが開催される。

《藤木充啓》

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