プジョー 508 改良新型、新しいフロントマスク…欧州発表

3つの爪を備えたスリムなマトリックスLEDヘッドライト

「PEUGEOT i-Cockpit」 の最新バージョン

新デザインの8速ATギアセレクター

カスタマイズ可能な10インチ高解像度センタースクリーン

プジョー 508 改良新型
プジョー 508 改良新型全 10 枚

プジョーは2月24日、ミドルクラスモデル『508』(Peugeot 508)シリーズの改良新型を欧州で発表した。

◆3つの爪を備えたスリムなマトリックスLEDヘッドライト

プジョー 508 改良新型プジョー 508 改良新型

現行508は2世代目モデルで2018年春、ジュネーブモーターショー2018において、まずは4ドアが初公開された。この現行508シリーズが、デビューからおよそ5年が経過し、改良新型が欧州で発表された。

改良新型では、フロントマスクを大胆に変更した。フロントグリルは、バンパーアッパー部分のほぼ全面まで拡大。新しいプジョーのエンブレムがグリルの中央に配され、そこから外側に向かって放射状に広がるデザインを採用している。

3つの爪を備えたスリムなマトリックス LEDヘッドライトを標準装備した。リアの新しい LEDテールランプには、スクロールインジケーターを備えた特徴的な3本爪デザインが組み込まれている。

◆「PEUGEOT i-Cockpit」 の最新バージョン

プジョー 508 改良新型プジョー 508 改良新型

「PEUGEOT i-Cockpit」 は最新バージョンに進化した。10インチの高解像度センタースクリーン、コネクテッドナビゲーション、自然言語による音声認識、ワイヤレス接続、無線アップデートを備えた「PEUGEOT i-Connect Advanced」インフォテインメントシステムを採用している。

コンパクトなステアリングホイールの中央には新しいプジョーのエンブレムがあしらわれた。オーディオや電話などのマルチメディアシステムのコントロールと、音量と音声のコントロールが配置されている

ステアリングホイールの向こう側にあるデジタルクラスターは、ステアリングホイールのスイッチで変更できる新しい表示モード(TomTomコネクテッドナビゲーション、ラジオ/メディア、先進運転支援など)を使用して、カスタマイズやパーソナライズが行える。

◆新デザインの8速ATギアセレクター

プジョー 508 改良新型プジョー 508 改良新型

ダッシュボードの中央には、10 インチの高解像度タッチスクリーンが配置されており、わずかにドライバーの方を向いている。中央の画面の下には、ピアノキーが装備された。メインメニュー、空調設定、アプリケーション、先進運転支援、電話、メディア、車両設定へのショートカットが行える。画面上部のバナーには、外気温度情報、空調、ウィジェットページ内の位置、接続データ、通知、時間が表示される。

音声アシストは、「OK PEUGEOT」と呼びかけて起動する。この自然言語音声認識コマンドは、インフォテインメント機能に関連するすべての要求にアクセスできるようにすることで、安全性と使いやすさを向上させているという。

センターコンソールは、8速オートマチック「EAT8」のギアセレクターを備えた洗練された新しいデザインが特長だ。 ドライバーは、8速ATのさまざまなモードを、ワンタッチで選択できる。

◆カスタマイズ可能な10インチ高解像度センタースクリーン

プジョー 508 改良新型プジョー 508 改良新型

新しいインフォテインメントシステムにより、ドライバーは、スマートフォンと車両の連携を最大限に楽しむことができる、と自負する。ドライバーは、自分好みのディスプレイ、雰囲気、設定を維持するために、システムに最大8つの異なるプロファイルを保存できる。ミラーリング機能では、スマートフォンをインフォテインメントシステムにワイヤレスでWi-Fi接続し、2台のスマートフォンをBluetooth経由で同時に接続することができる。 アームレストの下などに、合計4つのUSBソケットが装備されている。

10インチの高解像度センタースクリーンは完全にカスタマイズ可能で、タブレットのように使いやすく応答性の高いマルチウィンドウとウィジェット(またはショートカット)を備えている。メニューを左右または上下にスワイプして通知を表示したり、3本指でタップしてホームページを表示したりできる。 スマートフォンのように、ピアノキーのホームボタンを押せば、トップページに戻る。

「PEUGEOT i-Connect Advanced」には、パワフルで効率的なTomTomコネクテッドナビゲーションシステムが装備されている。地図をセンタースクリーン全体に表示できる。システムは無線で更新され、通信ネットワークを介してデータを直接送信する、としている。

《森脇稔》

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