いすゞ自動車の社長に南真介・現取締役専務執行役員 4月1日付

いすゞ自動車の次期社長 南真介 取締役専務執行役員
いすゞ自動車の次期社長 南真介 取締役専務執行役員全 3 枚

いすゞ自動車は3月10日開催の取締役会において、4月1日付代表取締役の異動について内定した。代表取締役・取締役社長COO に南真介取締役・専務執行役員が就任する。現在の片山正則代表取締役・取締役社長は代表取締役・取締役会長CEOになる。

南氏は東京都出身、1959年生まれの63歳、1983年に早稲田大学商学部を卒業して同年いすゞ自動車に入社した。2000年代はアメリカやタイの現地法人への出向を含めて海外事業を務める。2014年に執行役員、2017年に常務執行役員、2018年に取締役就任。2021年に取締役・専務執行役員に就任、2022年からグループCCO、企画・財務部門統括、CV協業推進担当を兼任して現職。

また4月1日付で役員の昇格のほか組織改正および職務変更、人事異動を行なう。

役員体制については、技術、商品、人材育成、企業統治など全領域でのレベルアップならびに長期経営戦略の策定・人事制度改革に取り組むため、CEO(Chief Executive Officer)、COO(Chief Operating Officer)を置く。また部門統括・統括代行・統括補佐・執行担当を改めEVP(Executive Vice President)、SVP(Senior Vice President)、VP(Vice President)に変更する。

CEOは会社の経営の責任を負い、会社の経営および変革の方針を示す。COOはCEOが示した方針に従って、会社の業務執行を統括する。EVP、SVPは、経営視点で変革をリードすることを使命とし、担当領域の戦略的課題に取組む。VPは業務執行の中心として、担当領域・部署の業務課題に取り組む。

役員体制および組織の変更の狙いは、カーボンニュートラル対応商品の投入を加速すること、および今後展開する人事制度改革の起点とすべく、各ポジションの「使命」や「領域」をグローバルに理解されやすい体制とすることにある。

《高木啓》

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