ポルシェもアストンも抜き去り世界最速SUVへ、ランボルギーニ『ウルスPHEV』最終デザイン&スペック確定か

ランボルギーニ ウルスPHEV  プロトタイプ(スクープ写真)
ランボルギーニ ウルスPHEV プロトタイプ(スクープ写真)全 12 枚

ランボルギーニ『ウルス』のハイエンドモデルとなるプラグインハイブリッド(PHEV)モデルが、開発の最終段階に差し掛かっている。その最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

2018年に登場したウルスは昨年、初の大幅改良が執行されたが、いよいよ「本丸」となる最強のPHEVモデルが導入される。これまで何度もプロトタイプを捉えてきたが、いよいよ最終デザインが明らかになってきた。

ランボルギーニ ウルスPHEV  プロトタイプ(スクープ写真)ランボルギーニ ウルスPHEV プロトタイプ(スクープ写真)

北欧で撮影されたプロトタイプのフロントエンドには、複数の縦スラットが配置され、複雑に分割されたエアインテークが確認できる。またボンネットには謎のバルジらしきものや、夜間用ライトバーが設置されているが、これらはテスト用の装備とみられる。

最も注目すべきはヘッドライトで、最終形状が初めて露出している。現行型よりスリムになり、新しいLEDも備えている。しかし、現行モデルにあるLEDデイタイムランニングライトはなく、まだ変更の余地は残されていると見える。「ウルスS」や「ウルス ペルフォルマンテ」のような、ボンネットのエアインテークも装備していないようだ。

さらにハイブリッドシステムを搭載するためフロントセクションが延長され、ボンネットも長くなっている。

また今回の画像にはないが、ボディ右側には充電用のセカンドポートを配置。後部にも変更が与えられ、新設計のディフューザーを装備し、リアスポイラーも新設計されている。

ランボルギーニ ウルスPHEV  プロトタイプ(スクープ写真)ランボルギーニ ウルスPHEV プロトタイプ(スクープ写真)

パワートレインは、ほぼ確定情報として、ポルシェ『パナメーラ ターボS E-ハイブリッド』から流用されることがわかっている。4.0リットルV型8気筒ツインターボ「LK5」エンジン+電気モーターのハイブリッドを搭載。最高出力は808psを発揮し、世界最強SUVと謳われるアストンマーティン『DBX 707』の最高出力707psを超えてくる。またパワーを最高出力675psに抑えたオプションも設定される可能性が高いこともわかった。

ランボルギーニは、3月中にフラッグシップスーパーカー『アヴェンタドール』後継モデルを発表予定で、ウルスPHEVはその数か月後となる。正式な車名は未定だが、ニュルブルクリンク最速SUVであるポルシェ『カイエン ターボGT』を抜き去り、最速SUVの座を狙うのは間違いない。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る